テニス発祥の地・山手公園と美術館で横浜を満喫。
No. 211
美しい梅や沈丁花の花が咲き、確実に春の訪れを感じる今日この頃。厳しい寒さが少しずつ和らいでくる3月は、のんびりと公園などへ出かけてみるのがおすすめ。そこで、今回わたしは、神奈川県横浜市にある「山手公園」へ行ってきましたよ。
山手公園へは、JR根岸線「石川町駅」から徒歩約12分、「山手駅」からは徒歩約15分、みなとみらい線「元町・中華街駅」からも徒歩約15分で行くことができます。おしゃれなお店が立ち並ぶ通りや中華街などがあるので、街を散策してから立ち寄るのもいいですね。
公園までの道のりには急な坂もあるので、徒歩がつらいという人は「横浜駅」か「桜木町駅」からバスに乗りましょう。
1870年(明治3年)に居留地に住む外国人によって造られた公園は、日本初の洋式公園なのだそう。また、日本で初めてテニスがプレーされたテニス発祥の地でもあるとのことで、公園内にあるテニスコートでは、この日もたくさんの人がテニスを楽しんでいました。
園内にある「横浜山手テニス発祥記念館」。居留地・横浜の生活文化と、日本テニスの歴史を知ることができる資料館は、誰でも無料で楽しむことができますよ。わたしも早速、入ってみることにしました。
館内にはソファが設置されているので、ゆっくりと過ごせそう。レトロな建物も雰囲気があり素敵です。
フレームが木だった頃の昔のラケットや、昔のテニスボールなどが展示されています。
当時は女性が着る運動着がなかったこともあり、とてもおしゃれな格好をしてテニスをしていたようです。
テニスを描いたさまざまな絵葉書が飾られていました。
ほかにも、テニスを描いた絵画などが展示されているので、少しではありますがアートも楽しめますよ。
絵師・早川松山の浮世絵をステンドグラスにしたもの。山手公園でテニスをしている風景が描かれています。
館内を出て散歩をしていると、かわいい猫がいました。
高台にある山手公園は見晴らしがよいのも魅力。テニスコートの脇には、あずまやがありました。ちなみに公園内は階段が多く、ランニングなどには適さないので注意が必要です。
さて次は、みなとみらい線に乗って「みなとみらい駅」で下車。駅から歩いて3分程度の場所にある「横浜美術館」へ向かいます。たどり着くと、想像以上に大きく立派な建築で迫力がありました。
この日観賞したのは、抽象彫刻のパイオニアである澄川喜一の企画展「そりとむくり」。活動期間60年を超える彫刻家で、東京スカイツリーのデザイン監修なども行っているそう。木彫りのぬくもりと、クールな抽象的デザインのコントラストが印象的でした。
広い館内を歩き回ってお腹がペコペコになったので、みなとみらい駅直結の大型商業施設「MARK IS みなとみらい」の中で食事をすることに。わたしが選んだのは、本格中華料理が食べられる「西安健菜キッチン」。土鍋麻婆豆腐丼と油淋鶏(ユーリンチー)のセットを注文しましたよ。
花椒がアクセントになった辛みのある本格麻婆豆腐が私好みでした。優しくシンプルなスープも味わい深くて美味しかったです。そして、最後に杏仁豆腐を注文。なめらかな舌触りと杏仁のほのかな甘みに癒されました。
たくさんの見どころがある横浜。お出かけの際は、中華街や赤レンガ倉庫などにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ほかにも、みなとみらいにある大観覧車「コスモクロック21」に乗ってみるのもいいかもしれませんね。みなさんもぜひ、おしゃれをしてお出かけしてみてください!
<山手公園>
神奈川県横浜市中区山手町230
045-641-1971(山手公園管理センター)
<横浜山手テニス発祥記念館>
神奈川県横浜市中区山手町230(山手公園内)
045-681-8646
<横浜美術館>
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
045-221-0300
観覧料:一般1500円、大学・高校生900円、中学生600円、小学生以下無料
開館時間:10:00~18:00
休館日:木曜日
<西安健菜キッチン MARK IS みなとみらい店>
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1 MARK IS みなとみらい4F
045-319-6755
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:00)
定休日:不定休
※詳しくはお問い合わせください。
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