舞妓さんによる艶やかな豆撒き。京都の祇園さんへ。

「福は〜うち！」
　皆さんは年の数の福豆をいただいたでしょうか？今回のお出かけは、八坂神社の節分祭です。こわーい鬼の代わりに、艶やかな舞妓さんに福をもらえるということで、ちょっとおしゃれをして行って参りました。

　京都東山区にある八坂神社。京都の方には「祇園さん」と呼ばれ親しまれています。

　とっても良いお天気で、お着物姿の観光客の方がたくさん。

　境内にある御神水（ごじんすい）。

　可愛らしい「鯛みくじ」を発見！（500円）桶に入った鯛にはおみくじが付いていて、釣り竿で吊り上げます。私も一匹連れて帰ろう！と釣り上げたおみくじは、「……」。境内に結んで鯛だけ連れて帰ることに。縁日の金魚すくいのようで楽しいですね。大人も楽しめます。

　節分行事は2月2日と3日。境内の舞殿（まいどの）では、四花街による舞踏奉納、今様奉納や、年男、年女、弥栄（やさか）雅楽会、祇園・四条の両商店街の方々により、豆撒きが行われます。（1日4回ずつ）
　本年は、2日に先斗町歌舞会、宮川町歌舞会。3日は祇園甲部歌舞会、祇園東歌舞会でした。

　こちらは福豆。授与料300円で、空くじなしの景品抽選券が付いています。

　

　どれでもお好きなものをどうぞ、と福がいただけそうな、上品なお方。嬉しくなって、お写真を撮らせていただきました。

　ご家族の分もたくさん買っていかれる方も。

　豆撒きまで少し時間があったので、先に福引きへ。三角に折った白い紙が、お馴染みの抽選箱にたくさん入っています。

「100-7」番は〜。たくさん入った袋飴でした。この季節、飴は必需品。ちょっと嬉しい気分になったところで、そろそろ1時です。

　すでに舞殿の周りには人垣ができていました。はじめに御祈祷があり、三味線と地歌に乗せて2名の舞妓さんが舞踏奉納をされます。その後はお待ちかねの豆撒き。年男、年女が加わり、それぞれが四方に立ち、「福わぁ〜うちっ！」の掛け声とともに豆を撒きます。

　私も加わってみたものの。舞妓さんからは程遠く〜。

　名前を呼ばれて笑顔で豆撒きをする姿が可愛らしいですね。

　なんと私も年男の方の投げる福豆を、奇跡的にキャッチできました！ちょっぴり諦めていたのですが、福が届きました。

　こちらは「厄除けぜんざい」700円。寒い日に外にいたら、ぜんざいが嬉しいですね。境内にある常盤新殿喫茶室でいただけます。ふっくらとした小豆に、透き通るとろみのついたお汁。上品で柔らかなお餅を戴くと体が温まります。
　そしてこの両日のみ、お箸が「祇園さんの厄除箸」になっています。普段は販売されているそう。八坂神社のご神木でもある杉のお箸。

　福豆と鯛、福引きで当たった飴、厄除けお箸を素敵な袋に入れて、福をお持ち帰り。これで一年無病息災・健康長寿間違いなしですね。

-冬