春を求めて…。
No. 43
先日テレビで、梅の花を別になんていうでしょう？というクイズをやっていました。三択だったのですが、正解は「花の兄」。他の花に先駆けて咲くことからそういうのだそうです。ちなみに、花の弟は、菊。多くの花に遅れて咲くからだそうです。
さて、ここで突然ですが、クイズです。一面の菜の花畑。ここはどこでしょう？
周りには高層ビル。
ここは都会のど真ん中、東京都中央区にある浜離宮恩賜庭園なのです。ちょうど菜の花が見頃ということで、春を感じに行ってきました。
ＪＲ新橋駅銀座口から歩いて行こうと思ったら、駅を出てから歩くこと１～２分のところに「とっとり・おかやま新橋館」というアンテナショップを見つけて、寄り道。ちょうどランチタイムでしたので、２階のイートインカフェ「もてなし家」に。ここでは地元ならではの旬の食材を使ったメニューがいただけるということで…
友人は「鳥取県産紅ずわい蟹重」、そして1年を通してダイエット中の私はヘルシーな野菜たっぷり「平山シェフの気まぐれデリプレート」をオーダー。とても美味しくいただきました。
ランチを食べ終えて、いよいよ目指すは、浜離宮恩賜庭園！新橋の駅からですと歩いて約15分。日本テレビや電通などの汐留の高層ビル街を抜けると、そこはまるで別天地。都会の喧騒を忘れさせてくれる緑のオアシスがあります。
ここは寛永年間（１６２４～１６４４）までは将軍家の鷹狩場で、その後、将軍家の別邸になり、浜御殿と呼ばれ、さらに明治維新後、皇室の離宮となり、名称も浜離宮と改められたとのこと。昭和20年11月3日、東京都に下賜（かし）され、昭和21年4月から有料公開され、私たちも四季折々の植物を楽しめるようになったのです。
私が訪れたのは２月下旬でしたが、あたり一面を黄色く染める菜の花に、春の訪れを感じました。菜の花ってチャーミングですね。そして、とてもいい匂いがします。菜の花がこんなにいい匂いだったなんて、知りませんでした。
菜の花の花言葉は「快活」「明るさ」「ちいさな幸せ」…。春はもうすぐそこまで来ています。
庭園を散策。花の兄「梅」もキレイに咲いていました。
庭園内にあるお休み処「中島の御茶屋（お茶席）」で、季節限定の生菓子とお抹茶をいただきました。
お茶屋から見る風景がとてもキレイ。
それから庭園を後にして、新橋駅への途中、汐留の日本テレビへ。ここには「宮崎駿デザインの日テレ大時計」があります。高さ12メートル幅18メートル、1228枚の銅板を1枚1枚加工して制作されたからくり大時計は、時間になると動き出します。昼も素敵ですが、夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気に。
そして、夜は、サラリーマンの聖地、新橋で馬肉料理の店「馬酒場ボブリー」に。
ここは、ＳＬ機関車が展示されている新橋駅西口から歩いて5分くらいのところにあります。
店内は、ログハウス調のカジュアルな雰囲気。馬肉は高タンパク低カロリー、ミネラルも豊富で美容にとってもいいので、女性にはおススメです。
馬刺しや馬ハツモトのエスカルゴバター焼、馬スジ蒟蒻など、個性的な馬肉料理で乾杯しました！
これから外にお出かけするにはとても良い季節ですね。街にはいろんな出会いが待っています。おしゃれをして、お出かけしませんか？
＜とっとり・おかやま 新橋館＞
東京都港区新橋１丁目11番7号新橋センタープレイス
＜浜離宮恩賜庭園＞
東京都中央区浜離宮庭園1-1
＜馬酒場ボブリー＞
東京都港区新橋3-2-4
