春はルンルン気分のお出かけ季節。秩父、羊山公園へ。

　ゴールデンウィークですね。いろんなところで様々なイベントが行われていますが、おススメはなんといっても、この季節ならではの楽しみ！ということで、秩父・羊山公園に芝桜を見に行くというのはいかがでしょう。一足先に、出かけてきました。

　秩父へは池袋から電車で80分ほど。ちょっとした小旅行気分ですね。この春からは、土日祝のみですが、元町・中華街～西武秩父を直通で結ぶ有料の座席指定列車「Ｓ-ＴＲＡＩＮ（Ｓトレイン）」の運行も開始され、快適に、ますます便利になりました。
　私が訪れたのは４月中旬で、まだ全体の６割ほどしか咲いていませんでしたが、ゴールデンウィークの頃がちょうど見頃になります。白・ピンク・薄紫…カラフルな芝桜があたり一面を埋め尽くし、さながらお花のカーペットのよう。それはそれはメルヘンチックな風景です。そこに立つだけでハッピーな気分になること間違いなしです。

　可愛いチューリップ畑もありました。

　ここ羊山公園「芝桜の丘」の植栽面積は約17,600㎡、9種類、40万株以上もの芝桜が植えられています。開花時期は4月中旬～5月上旬。この時期は「芝桜まつり」として、「秩父路の特産市」が開かれ、露天店では、「みそポテト」をはじめ、「鮎の塩焼」や「猪鍋」など秩父名物が味わえます。

　羊山公園から西武秩父駅までは、田園風景を楽しみながら歩きます。

　そして、西武秩父駅に隣接して、4月24日、複合温泉施設「西武秩父駅前温泉　祭の湯」がオープンしました。温泉は男湯（内湯5種類、露天風呂4種類）、女湯（内湯6種類、露天風呂4種類）があり、秩父の大自然を眺めながら入浴できます。翌朝まで滞在できる「プレミアムラウンジ」（予約制）もあります。「温泉エリア」以外にも、「フードコート」「物販エリア」があり、こちらは入館料不要なので、電車の待ち時間にちょっと立ち寄ることもできますね。

　秩父で芝桜を堪能した後は、西武秩父から電車で入間市駅へ。そこからバスに乗って「三井アウトレットパーク入間」へ。実は、通常入園料無料の羊山公園ですが、「芝桜まつり」の時期のみ有料（おとな300円）になります。その入園券を「三井アウトレットパーク入間」の総合案内所で提示すると、スペシャルクーポンブックと帰りのバスチケットがプレゼント（引換有効期限4月15日～5月31日）されるというちょっとお得な情報も。ゴールデンウィーク中はイベントや、特別セールも実施されるので、春のお洋服を探しに出掛けてみてはいかがでしょう。

　インドア派の方に、おススメしたいお芝居を2つ。
　ひとつは、シェイクスピア劇の最高峰と謳われる「ハムレット」。池袋芸術劇場プレイハウスでの上演は終了しましたが、5月3日からの兵庫県立芸術文化センター（～5月7日まで）を皮切りに、高知市文化プラザかるぽーと大ホール（5月10日）、北九州芸術劇場大ホール（5月13、14日）、まつもと市民芸術館主ホール（5月17日）…と全国ツアーが行われるとのこと。
　ハムレットを演じるのは、「真田丸」で徳川家康を好演し、強烈な印象を残した内野聖陽。その敵役クローディアスと亡き父の亡霊、二役を演じるのが國村隼。オフィーリア貫地谷しほり、ハムレットの母浅野ゆう子、唯一生き残り、この悲劇を語り継ぐハムレットの親友ホレイショーに北村有起哉…と豪華かつ、芸達者なキャストにも注目です。

　もうひとつは、美しく壮大なギリシア悲劇「エレクトラ」。高畑充希、白石加代子の新旧実力派女優対決が見ものです。ほかに、麿赤児、村上虹郎らが出演。世田谷パブリックシアターでの公演は終了しましたが、これから、相模女子大学グリーンホール大ホール（5月2日）、水戸芸術館ＡＣＭ劇場（5月6、7日）などでも上演されます。

　テレビや映画でおなじみの俳優が、舞台でどんな精彩を放つのか。生の舞台の迫力をぜひ体験してください。

-春