ファッションウィッグのフォンテーヌが
運営する、見るだけでも楽しい
おしゃれなお出かけ情報をお届け♪

ファッションウィッグのフォンテーヌが運営する、
見るだけでも楽しいおしゃれなお出かけ情報をお届け♪

帝釈天

雨の季節は、笑うのが一番!ということで…。

No. 55

 雨の多くなる季節。なんだか少し憂鬱な気分です。そんな時は“笑い”が一番。
 ということで、今回は思いっきり笑いましょうと「第32回WAHAHA本舗全体公演ラスト3~最終伝説~」(東京国際フォーラム・ホールC 5月24日~28日)を観に行きました。

ワハハパンフ

 WAHAHA本舗といって思い出すのは、久本雅美、柴田理恵、そして、梅垣義明、ポカスカジャンあたりでしょうか。
 今から10年前のこと。DJ OZMAがNHK「紅白歌合戦」に出演した際、遠目だと全裸に見える「裸スーツ」を着用し、視聴者から「下品だ」と批判が殺到したことがありましたが、あの時の「裸スーツ」は実はWAHAHAが公演で使っていたものだったというのは意外と知られていません。で、今回もその裸スーツを使った出し物があり、わかってはいても、本当は裸?とドキドキするほどよく出来ていました。
 ところで、今回、ロビーには通常の花に混じって、なぜかシューズ(靴)がたくさん。不思議だったので、近くにいた関係者に訊いてみると、花はいいから代わりに靴を、と事前にお願いしていたとか。花と違い、靴には贈り主のセンスが問われるようなところがあり、個性も出ていて面白い。

靴

靴

 この「ラスト3~最終伝説~」は東京を皮切りに、北は北海道から南は鹿児島まで、全国25か所を訪れます。(詳細はWAHAHA本舗ホームページをご覧ください)。今回の東京公演を見そびれた人もご安心ください。8月24日、東京・中野サンプラザホールで東京凱旋追加公演が決定したと出演者が告知していました。この機会にぜひ!
 そして、もうひとつ。これは誰でしょう?

さくら

 ちょっと難しいでしょうか。では、こちらは?

寅さん

「姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」でおなじみの寅さんです。お正月に「男はつらいよ」を見て大笑いするのは昭和の日本の風物詩でした。その舞台がご存知ここ、葛飾の柴又です。
 京成電鉄金町線の柴又駅前には寅さんの銅像、そして今年3月には妹・さくらの銅像も建てられました。ちなみに、この虎さんの左足に触ると運気が上がる」という噂も。よく見ると、左足がピカピカしています。これはあやからなくてはとさっそく触らせていただきました。
 永遠に仲良しな車兄妹に出迎えられ、柴又界隈をお散歩、目指すは寅さんが産湯をつかった「帝釈天」です。駅から「帝釈天」までは、「帝釈天参道」を通ります。両側には映画で見たような商店が立ち並び、セットのようです。
 あの有名な団子屋さんもありますね。お土産にお団子とお煎餅を買って帰りました。

とらや

 そして、ここが帝釈天です。

帝釈天

 映画ではここに御前様(笠智衆)と源公(佐藤蛾次郎)がいましたね。帝釈天、正式名称は帝釈天題経寺。そして、またの名を彫刻寺といいます。帝釈堂内殿の外部は装飾彫刻で覆われていて、法華経に説かれる説話を視覚化しているものだそうです。細部に渡って細かい彫刻が施され、それはそれは見事。見るだけでご利益がありそうです。これは一見の価値ありです。庭園との共通チケット(拝観料400円)があります。

彫刻

彫刻

 また、柴又は鰻が有名なんですね。鰻の名店が何軒かありました。その中から創業250年の歴史と風格を感じさせる佇まいの「川千家(かわちや)」に入り、鰻重をいただきました。ふっくらとした鰻、美味しかったです。

川千家

うな重

 柴又に行ったら、また「寅さん」に会いたくなりました。雨の日は、おうちでゆっくり、ビデオでも借りて、「寅さん」三昧でもしましょうか。

山田洋次メッセージ

-