歌舞練場にプレオープン!「フォーエバー現代美術館」
No. 58
真っ青な空、歌舞練場。そうここは京都、祇園です。あれあれ?どこかで見たような、黄色いかぼちゃ。
本日のお出かけは、「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」で開催中の『草間彌生My Soul Forever』展へ!
こちらの美術館は、伝統文化の殿堂として知られる祇園甲部歌舞練場に6月10日にプレオープンしました。数年間の期間限定の現代美術館。プレオープニング展として所蔵作品のメイン作家である草間彌生展を開催中(10月29日まで)。
大正2年に建てられた伝統的日本建築の有形文化財の八坂倶楽部。日本の伝統建築の良さを生かした総畳敷の展示空間です。
靴を脱いでエントランスを上がると、い草の香り。そして私を迎えてくれたのは、この展示です!(第一展示室は携帯での撮影可)
草間さんポートレート。
訪れたのは平日の午後。ほんの一瞬展示室が無人に!そこで学芸員の方が、気を利かせて「同じポーズでお写真を撮りましょうか?」。早速撮っていただきました!もちろんお見せできません…。(とっさの判断。遠慮も必要ですね。)
「Pumpkin」設置に対する草間さんの直筆メッセージ(※)。
会場マップ。展示室は全部で4つ。一階には展示室が3つとミュージアムショップ、ミュージアムカフェ。二階には舞台のある大広間が展示室になっています。
一階のお庭を望む廊下。畳が敷かれ、ゆったりくつろげる座布団も。縁側からお庭へ出て、散策もできます。
ちょっと出ただけで、まるで別世界!お着物や浴衣で歩いたら、さぞ絵になることでしょう。しかし今日は34度。暑さに負けてすぐに室内へ。
二階へ上がるとこちらからも庭園を望むことができます。この建築がいいですね。オシャレな大正ロマン記念撮影スポットです。
大広間に広がる展示の奥。舞台の上にあるのは、一艘の船。松に引けを取らない存在感。(こちらの作品も携帯での撮影可)
たくさんの布で覆われたもの。それはなんでしょうか。是非足を運んで、実際にご覧になってみてください。
ゆったりと展示を観た後は、一階にあるミュージアムカフェ「NORTHSHORE」へ。
オシャレな空間は、歌舞練場とは思えません。今回オーダーしたのは、限定メニュー「草間彌生ランチセット」¥2,000。
日替わりのメイン。たっぷりのサラダとローストチキン。香ばしく、カリッカリに焼けた皮にジューシーで柔らかなお肉。パンプキンの冷製ポタージュ。竹の筒に入ったご飯。ドリンクとデザート付きです。
少し遅めのランチにしたので、庭園を望む席でゆったりと。そしてお楽しみの、デザート「草間彌生あんみつ」!(草間彌生ロールケーキか迷った末)
草間彌生ワールドへ、ようこそ。楽しいあんみつ。ボリューム満点のランチでした。
お土産はミュージアムショップで。セレクトは草間彌生手ぬぐいと、パンプキンのカード(同化しました)。誰に送ろうかしら?
祇園でもなかなか敷居の高い歌舞練場。皆さんも草間彌生展を機に訪れてみてはいかがでしょうか。
<ご案内>
フォーエバー現代美術館 祇園・京都
祇園甲部歌舞練場
605-0074
京都市東山区祇園町南側570-2
075-532-0270
10-18時・無休
一般1200円
(※)「Pumpkin」設置に対する草間さんの直筆メッセージ。
草間彌生 二〇〇八、八月一日。
『今日の良き日に包まれたわたしたち』
空高くそびえる心を宿したこのビル。
私の大好きな黄色の大きなカボチャ。
その上にたなびく白い雲を見て、
全身の精神力を一杯かかえたわたしの
求道へのあこがれ。
病も死も老いも、すべての人生のなやみを
包んでしまう、今日の華やいだことほぎの
最中に、みんなで一緒に歌おう。永遠の
かぎりもない宇宙の中で、精一杯の力を
こめて、私たちは果てもない無限の宇宙をこえて
生き生きと、王道をはしってゆこう。どこまでも。
まずはご試着ください♪
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