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縁日

世界遺産・東寺の縁日「弘法市」に行ってきました。

No. 72

 秋晴れが気持ちの良い日。本日のお出かけは、ちょっとおしゃれをして世界遺産・東寺の縁日「弘法市」へ!

縁日

 東寺(とうじ)で祖師空海入寂(にゅうじゃく)の3月21日を期して毎月21日に行われる縁日。入寂とは、僧が他界すること。21日は、弘法大師(空海)の月命日になり、この日に参詣すると大きな功徳があると言われています。
 江戸時代に茶店の前身のようなものや植木屋や薬屋なども出てくるようになり、これが現在の「弘法市」の起源だと言われています。
 初めて訪れる「弘法市」。どこから入ろうか迷いましたが、早速、東門(慶賀門)より入ってみました。

縁日

 見渡す限り露店で埋め尽くされています!常時およそ1200〜1300店ほどの露店が並び、朝5時頃〜夕方4時頃まで行われているそう。

鞠

 可愛い端切れで作られた鞠を見つけました。ちょっとした京都土産にいいですね。小さいものは200円から。私は大中小を買って、ちょうど1,000円。色合いが鮮やかで、気分がルンルンします。

吊るし雛

 吊るし雛のような飾り物も。外国の方が赤ちゃんを抱いて、どれにしようか見ていらっしゃいました。

露店

 とってもいい匂いがする露店もたくさん!こちらは「京つくだに」ですね。お漬物も野菜も売っています。

露店

 色々な布で作られたバッグや小物のお店。お買い物したものを入れて帰るのにもいいですね。

縁日

案内図

 なかなか広く、全部回るのには時間がかかりそうです。ひとまず、もう一つのお目当、国宝「五重塔」と国宝「金堂」へ参りましょう!
「食堂」の南側にある拝観受付で拝観料を納めて、静かな境内へ。金堂・講堂/観智院/宝物館の共通券(1,000円)。

蓮

五重塔

 国宝「五重塔」。
 天長3年(826)弘法大師の創建着手に始まりますが、雷火などによって、焼失すること4回。現在の塔は正保元年(1644)徳川家光の寄進によって竣工した総高55mの、現存する日本の古塔中最高の塔。

講堂

 重要文化財「講堂」。
 天長2年(825)弘法大師によって着工され、承和2年(835)頃に完成。現在の講堂は延徳3年(1491)に再興された建物で旧基檀の上に建てられ、様式も純和様で優美な姿。この中には大日如来を中心とした21の仏像が安置されています。

金堂

 国宝「金堂」。(正面は有料敷地外でしたので、写真は建物裏側です)
 東寺一山の本堂。今の金堂は、豊臣秀頼が発願し、慶長8年(1603)に竣工したもの。桃山時代の代表的な建築(以上、東寺パンフレットより)。
 こちらには本尊の薬師如来坐像と日光・月光の両脇侍菩薩像が安置されています。見上げると、鳥肌の立つような圧倒的な存在感!自然と拝みたくなります。

チラシ

 11月25日まで宝物館では「東寺観智院の歴史と美術」展を開催中。普段見られない掛物や仏像を見ることができます。こちらも必見です。

露店

 さて、引き続き境内を見て回りましょう!

観光客

 面白そうな骨董品がたくさん!外国の方も「どっちが良い?」と吟味中。

陶器

露店

 あれもこれも、なんでもあり、目移りしていたら、そろそろ閉門の17時が近くなってきました!門の外に出ないといけません。名残惜しくも、また次の21日に参りましょう!
 皆さんも東寺へお参りに、そして「弘法市」へ遊びに来てはいかがでしょうか?掘り出し物が見つかるかもしれません!

<ご案内>
真言宗総本山 東寺 【教王護国寺】
京都市南区九条町1番地
TEL. 075-691-3325 / FAX. 075-662-0250

東寺縁日・弘法市:毎月21日

(拝観時間、料金など詳しくは、お問い合わせください。)

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