楽しい～新感覚の街。秋葉原界隈を散策。

　秋葉原といえば、その昔は電気街のイメージでしたが、今やすっかり様変わり。アニメやゲーム好きが集まるオタクの聖地となり、海外からの観光客にも人気があります。AKB48にメイド喫茶、日本が誇る“カワイイ”文化を象徴する街でもあります。
　今回はそんな秋葉原界隈で、オトナも楽しめる話題のスポットを散策して来ました。まずは、秋葉原から御徒町に向かうJR線の高架下にある「2k540 AKI-OKA ARTISAN」。ここは“ものづくり”をテーマにした施設で、工房やギャラリー、ショップ、カフェなどが集結しています。

「2k540（ニーケーゴーヨンマル）」というのは、東京駅を起点にした場所を距離であらわす鉄道用語で、2km540mにあること由来し、「AKI-OKA」は秋葉原－御徒町の中間を表しているとか。「ARTISAN」はフランス語の「職人」を意味します。

　陶磁器や革製品、ガラス工芸などの全部で50店舗が立ち並びます。イベントやワークショップも定期的に開催され、ものづくりの楽しさも味わえます。日本が誇る伝統工芸職人の匠の技を体験してみてはいかがでしょう。
　高架下沿い、秋葉原駅の方へ戻る途中には、「CHABARA AKI-OKA MARCHE」もあります。「CHABARA」とは、「やっちゃ場」と「秋葉原」の造語のようです。日本全国のおいしい逸品が揃っている食のテーマパーク。こちらも見逃せません。

　そして、秋葉原にはもう一箇所中央線の高架下にもおしゃれなショップが入った「mAAch ecute KANDA MANSEIBASHI」があります。マーチエキュートと読みます。

　神田川沿い、煉瓦がノスタルジックな雰囲気ですね。

　旧万世橋の遺構を残したお洒落な造りは、さすがはグッドデザイン建築ですね。
　せっかくなので、近くの神田明神へ。江戸東京に鎮座して1300年近く。江戸の幕府・庶民に広く崇敬されてきた神社です。仕事運・商売の縁結びの神様として今も多くの参拝客で賑わっています。

　神田明神近くに気になるお店を発見！

　軒先の杉玉に引き寄せられるように店内へ。

　新酒ができたことをお知らせする「杉玉」。
「名酒センター　御茶ノ水店」。ここは日本各地の酒蔵から名酒を集めたアンテナショップで、店内には150種以上の日本酒銘柄が取り揃えられており、試飲することができます。

　どれにしようかな。うーん迷います。

　私が選んだのはこの3種。左端は鳳凰酒蔵（兵庫）の「マロン デ キッス」。丹波栗から造られたワイン風のリキュールで、女性に人気だとか。食後酒に良さそうです。

　飲み比べセットや飲み放題のコースもあるので、日本酒好きにはおススメです。おつまみがもっと充実しているといいですね。

　こちらは販売コーナーです。
　今年７月にオープンしたばかりのお店。たしかに初詣に来た時はありませんでした。新しいお店との出会いも、街歩きの楽しみです。いいお店を見つけました。

「2k540 AKI-OKA ARTISAN」
・住所　東京都台東区上野5-9（秋葉原駅から徒歩6分／御徒町駅から徒歩4分）
・営業時間　11時～19時
・定休日　水曜（祝日は営業　店舗により一部異なります　詳細はホームページにて）

「マーチエキュート神田万世橋」
・住所　東京都千代田区神田須田街1丁目25番地4（JR秋葉原駅　電気街口徒歩4分）
・営業時間　月～土／11時～21時　日祝／11時～20時

「神田明神」
・住所　東京都千代田区外神田2-16-2

「名酒センター御茶ノ水店」
・住所　東京都文京区湯島1-2-12（JR御茶ノ水駅　徒歩6分）
・営業時間　火～土　12時～22時
　　　　　日・祝　12時～19時
・定休日　月曜

-秋