芝居・殺陣・歌、天海祐希ワールドを堪能してきました。
No. 103
ここは江東区豊洲。昨年オープンした「IHIステージアラウンド東京」で上演されている舞台を観るためにやってきました。
この壁画は、豊洲駅にあり、東京芸術大学第9代の学長を勤めた宮田亮平さんの作品です。タイトルは、「豊洲今昔物語」。鯨や釣り人やイルカなどが描かれています。陶板の274個のピースで構成されているようです。
劇場への最寄駅は、豊洲からゆりかもめで2つ先の市場前ですが、歩いても15分ほどということで、美容と健康のために歩いてきました。
豊洲といえば高層マンションが立ち並んでいるイメージがありましたが、劇場のまわりはびっくりするほど何もありません。
なにやら巨大な建物が…と思ったら、移転するしないで揉めていた豊洲市場でした。今は閑散としていますが、今年10月に開場したらこのあたりにも活気が出てくるのでしょうね。
いよいよ「IHIステージアラウンド東京」が近づいてきました。この劇場はアジア初のアラウンド劇場で、360度すべてにステージが展開されていて、その中心に観客席があり、回転するんだとか。ちょっとしたアトラクション気分ですね。
豊洲から歩いて約15分、到着しました。
TBSのマスコットキャラクター・ブーブがお出迎え。ちなみにピンクの女の子はブーナ(Boona)っていいます。ご存知でしたか?
現在、「劇団☆新感線 修羅天魔~髑髏城の七人 Season極」が上演(5月31日まで)されています。昨年3月にこけら落としとしてスタートした「髑髏城(どくろじょう)の七人」。Season花、鳥、風、月とそれぞれ異なるキャストと脚本・演出が話題のロングラン公演もいよいよフィナーレ。極は「髑髏城の七人」ではありますが、メインの捨之介も蘭兵衛も出てこない新作で、いってみればアナザー・ワールド。どんな世界を見せてくれるのでしょうか?
劇場内は熱気でムンムン。花・鳥・風・月のマスクも飾られていました。
極の主役である極楽太夫を演じるのは、天海祐希。なんとも妖艶で登場した時のオーラが凄い。芝居あり殺陣あり歌ありで、天海祐希のすべてを堪能させていただきました。
宿敵、天魔王は古田新太もいつもながらの迫力。テレビでも個性的な演技で人気がありますが、舞台の古田さんは本当に素敵なんです。この2人を観られただけでも幸せなのですが、今回、素晴らしい逸材を見つけました。
夢三郎役の竜星涼。見覚えのある名前だと思ったら、NHK朝ドラ「ひよっこ」で、有村架純の父親が行方不明になった際、尽力してくれた警察官の綿引さんではありませんか。TBS「アンナチュラル」でもなぞの葬儀屋役を演じていました。その竜生涼が女装姿と色気と美しさもさることながら、後半の変貌ぶり(ネタバレになるので書けませんが)には、ただただ圧倒されました。まだ25才と若い俳優さんなので、これからいろんな役を演じて貰いたいです。一生ついていこうと決めました。
アラウンドステージも、たしかに動いてはいますが、舞台と連動しているので気になりませんでした。プロジェクションマッピングも多様され、映画のスクリーンを見ているような錯覚におちいることも。これまで体験したことのないような新感覚のダイナミックなステージでした。みなさんもぜひ体験してください。公演は31日までですが、7月23日からは劇団☆新感線RSS「メタルマクベス」も始まります。こちらも楽しみですね。
黄昏時の豊洲は絵になります。
駅の近くには、ショッピングモール「ららぽーと豊洲」もありますので、観劇帰りにいいですね。
この日はひとりで観劇だったので、ららぽーとの中にあるラケルでオムレツとレモネードをいただいて、早めの夕食を。ショッピングモールは家族連れが多いので、おひとりさまでも入れるお店は貴重です。フワフワの卵はやさしいお味でした。
館内には映画館もあり、1日中楽しめそうです。2020年の東京オリンピックに向けて進化を続ける豊洲。また来ようと思いました。
IHIステージアラウンド東京
東京都江東区豊洲6-4-25
TEL:03-5144-0360(開演3時間前〜終演時)
・新交通ゆりかもめ「市場前駅」北口より徒歩1分
・東京メトロ有楽町線「豊洲駅」7番出口より徒歩15分
・都営バス05「新豊洲駅」停留所より徒歩6分
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