世田谷区の住宅街の真ん中に位置する、等々力渓谷へ。
No. 105
“フォトジェニックな東京23区唯一の渓谷”というポスターに惹かれ、「等々力渓谷」に行ってきました。二子玉川から二駅、自由が丘から三駅の東急大井町線「等々力駅」で降りて、徒歩約5分、世田谷の住宅街のど真ん中にこんな癒しスポットがあるなんて…。
では早速、散策してみましょう。
少し涼しく感じると思ったら、気温は3度ほど低いとのこと。クーラーなどがなかった時代には暑さを凌ごうと、近隣の人たちの憩いの場になっていたのでしょうか。
ゴルフ橋?なんともユニークな名前の橋ですね。その由来はのちほど。
ここが渓谷の入口。階段を下りていくと…。
階下にはこのような景色が広がっています。
ワンちゃんを連れたお散歩の方、デートのカップル、グループ、家族連れの姿も。
都会の喧騒とは無縁、豊かな緑と清らかな水が流れるここ等々力渓谷は癒しと浄化のパワースポットとしても知られています。しっかりパワーを充電させていただきました。
さきほどの「ゴルフ橋」を下から眺めたところです。名前の由来は、昭和初期、このあたりに8ヘクタールの広大なゴルフ場があったからだそうです。
十和田湖の奥入瀬渓流にも似た景色ですね…。ときおり心地いい風が吹いています。まさに都会のオアシスですね。
一見、土偶にも見える手水鉢がありました。この先に、等々力不動尊があります。
ここは不動の滝。よく見ると龍の口から水が落ちています。
途中には、甘味処「雪月花」があります。昔懐かしいラムネを1本。ところがあまりにも喉が渇いていたので、写真を撮るのを失念してしまいました。土、日限定のくず餅がおススメだそうです。中には和室もありますが、お天気のいい日は、外もいいですね。
石段を上がった先に等々力不動尊がありました。
茅の輪念珠が飾られていました。この輪をくぐると、厄除け吉祥縁結びのご利益があるそうで、2回もくぐってしまいました。
ご本尊にもお参りして、身も心も清められました。等々力渓谷は四季折々の景色を楽しめるほか、さまざまな伝統行事もあります。気軽に自然を満喫するにはもってこいの穴場です。
たくさん歩いたのでお腹も減ってきました。この古民家風なお店は等々力駅の目の前にある「ざいもく家」です。その佇まいから日本料理のお店かしらと思ったら、なんと中華料理のお店でした。
和風の店内でいただくお料理は…。
大好物のピータン豆腐。
そして、和牛とピーマンの細切炒め。どちらもカラフルで食欲がそそられます。
餃子はやっぱりはずせませんね。もっちもち、肉汁たっぷり。
〆は胡麻が香ばしい坦々麺です。お得なランチメニューや、コース料理もいただけます。
お庭の紫陽花も見頃です。やっぱり自然はいいですね。
心を亡くすと書いて忙しい。日々、忙しくしていると、心を亡くしてしまいます。自然に触れて亡くしそうになった心がとり戻せた気がします。
帰りの電車の中で、そもそもどうして等々力というのか。気になったので調べてみると、等々力渓谷が今の渓谷の深さになるまでには、滝ができたり、それが崩壊したり、そしてまた滝ができたり崩壊したりを繰り返してきたようです。その崩壊する音がまさに轟く(とどろく)ような音がしたので、「トドロキ」という名前になったということでした。
ちょっとおしゃれをしてお出かけするのは、本当に楽しいですね。
ざいもく家
東京都世田谷区等々力2-39-23
電話 03-6411-6889
営業時間 11時30分~22時00分 (ランチ11時30分~15時)
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