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450年間受け継がれてきた、茶師の技を味わう。

No. 110

八坂神社

 7月に入ると京都の街は祇園祭一色。今年もこの季節がやってきました!アーケードでもデパートでも、お囃子が流れています。

提灯

 まずはお参り。本殿の前にある舞殿には、たくさんの提灯が並んでいますね。

お神輿

 中には、大きなお神輿が祀られていました。このお神輿が町中を練り歩く姿は圧巻です。

street

 さて、本日のお出かけは八坂神社・南楼門より徒歩5分。東山の本格日本茶カフェ「Salon de KANBAYASHI(サロン・ド・上林)」へ。

エントランス

 なんと、立派な門構え。知らないとちょっと入りにくいですね。

アカガネリゾート

 中に入ると京都らしいエントランス。カフェはレストラン・ウェディングのアカガネリゾートの中にあります。

サロン・ド・上林

 上林春松本店は永禄年間(1560年頃)、創業450年の歴史を持つ宇治の老舗茶舗。日本茶も気軽に愉しんでいただきたい。サロン・ド・上林はそんな想いを持って、日本茶を提案するカフェだそう。

梅津さん

 今回ご案内してくださった梅津さん。宇治ご出身だそうです。笑顔がとっても愛らしいですね。

店内

 蔵をリフォームした店内は小さめですが、テラスもあり、はじめて訪れた私は興味津々。一階は蔵の壁面にぐるりとソファ席があり、ゆったりとしています。

ライト

 階段を上がるとモダンなライトが照らす二階席。

モチーフ

 孔雀の羽のモチーフがとってもおしゃれ。蔵の中とは思えません。

客席

 自然光の入る、落ち着いた雰囲気のお席になっています。

瑞玉

 魅力的なメニューの中から選んだのは「アフタヌーンティーセット」¥2,500。好きなお茶を選べるとの事で、梅津さんオススメの玉露、瑞玉(ズイギョク)。

ポット

 玉露はポットのお湯を湯冷ましに移し、約45℃〜55℃になるまで冷まします。急須に注ぎ、待つ事3分。
 お茶の甘みが口に広がる幸せな一煎目。“出汁の旨味のようなお味がしますよ〜”と梅津さん。なるほど。

カスクルート

 お茶を味わっていると、キッチンより「カスクルート」が運ばれて来ました。発酵バターのクロワッサンサンド&キッシュ。

ガトー・オペラ

 日本茶づくしのスイーツもセットに入っています。抹茶のガトー・オペラ、抹茶のアイスクリーム、ほうじ茶のシフォンケーキ。マロングラッセもついて、心もお腹も幸せいっぱい。

トンボ

 たっぷり美味しいものを戴いたら、もうちょっとお散歩できそうです。今度は日本の夏のための新スイーツ「ぱふぇ氷」を食べに来ようと心に決めて…。皆さんもカフェを目当てに、お散歩はいかがでしょうか。

 

<ご案内>

「Salon de KANBAYASHI」

(サロン・ド・上林)

 

〒605-0828
京都市東山区下河原通高台寺塔之前上る 金園町400番1

075-551-3633

11:30-17:00

定休日:火曜日・土日祝不定休

(※土日はウエディングによりご利用いただけない場合がございます。詳細はお問合せ下さい)

 

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