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ちょっとおしゃれをして、魅力溢れる、ふるさと大阪へ。

No. 115

 夏休みに大阪へ帰省しました。大阪は私の生まれ育った街・ふるさとです。今回は、ちょっとおしゃれをして、懐かしい思い出の場所や、話題のスポットを巡り、大阪の魅力を探してきました。

大阪城

 あちらに見えるのは大阪城です。東京の人が東京タワーに行かないように、大阪の人もそうめったに行きません。かくいう私も、子どもの頃に行ったきりです。大阪のシンボル、いざ大阪城へ。

大阪城

 真下から見上げるとなかなかの迫力ですね。エレベーターには大行列ができていたので、階段で上がることに。

天守閣

 天守閣まで上がると、息もあがって「はぁはぁ」が止まりません。日頃の不摂生を反省しました。こちらはその天守閣からの眺め。
 大阪城の周辺はいわゆるビジネス街でまわりにはビルが目立ちますが、遠くには生駒山などが見えてなかなかの見晴しです。秀吉もこうして大阪(当時は大坂)の景色を眺め、天下統一に思いを馳せていたのでしょうか。

やまもと

 階段を上ったせいか、もうお腹が空いてきました。お昼にどうしても、来たかったお店。ねぎ焼発祥の店「ねぎ焼やまもと」。行列の絶えない人気店です。大阪は粉もん文化。お好み焼にたこ焼きにうどん、メリケン粉(小麦粉のことです)はソウルフードですから。

メニュー

すじねぎ焼き

 青ねぎがたっぷり入ったねぎ焼は醤油ベースのソースと相俟って、格別の味わいです。「すじねぎ焼」と焼きそばをいただきました。これはかなりオススメ。私は帰省した際には、まずこれを食べないと落ち着きません。

心斎橋

 お腹も満たされ、キタから地元ミナミへ移動。ここは心斎橋です。大阪城もでしたが、驚いたのはアジアの観光客がとにかく多いこと。まるで異国のようです。

黒門市場

 少し足を延ばして、ナニワの台所、黒門市場へ。

黒門市場

 私が子どもの頃は、鮮魚や精肉、野菜、果実などを扱うプロ仕様の市場だったのですが、驚いたことに、こちらも店先で気軽に食べられる「食べ歩き」の市場に変貌。観光客で賑わう「アジアの台所」になっていました。

アメリカン

 心斎橋も難波も昔なじみの店はどんどん消えてしまいました。唯一残っているのが、ここ「純喫茶アメリカン」です。創業70年の歴史を感じさせる店内へいざ!

アメリカン

 ゴージャスなシャンデリアはまるで美術館のよう。

アメリカン

 レトロモダンな店内がなんとも落ち着きます。

メニュー

 メニューも可愛いですね

ミックスジュース

 ここでオーダーするのは思い出の味、ミックスジュース。

ビーフカツサンド

 そして、ビーフカツサンド。

最強の組み合わせ

 これぞ最強の組み合わせです。シルバーの皿に白いレースの紙が敷かれ、その上にポテトチップスを従えて鎮座するビーフかツサンド、上に乗せられたパセリがおしゃれです。昔から変わらぬこのお味。絶品。私、長年生きておりますが、この店を超えるビーフカツサンドをいまだかつて食べたことがありません。

制服

 お店の人の制服がまた可愛いのです。お顏は映さないで、という条件で、特別にお写真を撮らせていただきました。

浜幸

 夜は宗右衛門町をぶらり。提灯とのれんに誘われて「浜幸」へ。初めて入るお店は緊張します。店内はカウンターわずか8席の小さなお店。

つきだし

 つきだしはタコとキュウリの酢の物。このつきだしを見て、只者じゃないと感じました。繊細なきゅうりのしゃきしゃき感と噛むほどに味が出るタコ、お酢の塩梅がちょうどいいのです。

赤貝

 まな板にバシッバシッと親の仇のように何かを叩きつけているので、それはなんですか?と伺ったところ、「赤貝」でした。叩きつけることで味が引き締まるんだそうです。

鰹のたたき

 写真を撮っていたら、それじゃあオニオンスライスに見えるよ、と店主。

鰹のたたき

 オニオンスライスの下にはかつおのたたきが隠れています。高知出身の店主は昔、かつおの漁船に乗っていたこともあるそうで、それだけにかつおには思い入れもひとしお。

鰹の生ぶし

 こちらはかつおの生ぶし。これがまた日本酒に合うんです。作り方を教えていただきました。

土瓶蒸し

 そして、土瓶蒸し。どこの居酒屋にこんな土瓶蒸しがあるでしょうか。

店主

 そして、こちらは店主。長年、北堀江で割烹料理店を営んでいたそうですが、一度引退したものの、ある時、居酒屋のまずい料理を食べて一念発起、最近の若い人たちほんまもんの料理を知って欲しいと、この店をオープンさせたんだとか。店主の思いが詰まった料理はどれも美味しく、楽しくお話しをさせていただき、素敵な夜になりました。いい出会いがありました。

夫婦善哉

 〆は、ミナミの法善寺横丁で名物の「夫婦善哉」をいただきます。織田作之助の「夫婦善哉」にも出てくる老舗名店(創業当時の店名は「お福」)。1人前を頼むと2つのお椀に入って出てくるので、「夫婦善哉」。夫婦やカップルで仲良く食べると幸せになれるとか。

飾り物

 ふるさと大阪は目まぐるしく変貌。すっかり浦島太郎の気分でした。それでも人の温かさは変わりません。なによりパワーが漲っています。大阪、いいところですよ。皆様もぜひ、おしゃれをして出かけてみませんか?

 

(ご案内)

・純喫茶アメリカン

大阪府大阪市中央区道頓堀1--7-4

電話06-6211-2100

 

・浜幸(はまこう)

大阪府大阪市中央区宗右衛門町1-21

電話 06-6213-6222

 

・夫婦善哉

大阪府大阪市中央区難波1-2-10

電話 06-6211-6455

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