レトロモダンな「横浜赤レンガ倉庫」で、大人の休日。

　少しずつ秋が深まっていく今日この頃。窓の外を見ると、あいにくの雨模様です。お部屋で読書もいいけれど、こんな日こそおしゃれをして外へ出かけてみませんか？私は早速、気分が明るくなるようなサーモンピンクのカーディガンを着て、「横浜赤レンガ倉庫」へお出かけしてきましたよ！

　1号館と2号館がある赤レンガ倉庫。1号館は演劇・音楽コンサートなどを行うホールや、ギャラリースペースなどの文化施設、おみやげを買えるショップなどがあります。2号館にはカフェやレストランのほか、ファッション・雑貨・アクセサリー・おみやげなどを扱うショップが多数。

　もともと赤レンガ倉庫は、明治末期から大正初期に国の模範倉庫として建設されたそうです。

　経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されているほか、「ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」の優秀賞を受賞するなど、歴史や文化との関わりが深い建築物なんですね。

　当時の雰囲気を活かした建物内部には、小さなショップがたくさん。大人向けのオリジナルウエアーや小物を扱う「ヨコハマ オーシャン ユニオン」や、横浜で初めての吹きガラス工房ショップ「ヨコハマ グラス」など、横浜らしいショップも入っており、眺めるだけでも楽しい気分を味わえます。

　ウィンドウショッピングを楽しんだ後は、2号館2Fにあるバルコニーへ。この日は雨に煙っていましたが、みなとみらいの大観覧車「コスモクロック21」や海を見渡すことができます。天気の良い秋晴れの日なら、さわやかに広がる景色を堪能できるはず。

　バルコニーにはベンチもあるので、美しい景色を眺めながらほっと一息つけるのが嬉しいですね。ちなみに、ひとつだけカップル用のベンチがありました。旦那さまや恋人とお出かけの際は、ぜひ座ってみてください。体が自然と寄り添うように設計されているので、ロマンチックな雰囲気を味わえますよ！

　そして、バルコニーの海側の端には「幸せの鐘」が。公式サイトを調べてみたところ、「想いを込めて鐘を鳴らせば、きっと願いが叶うはず」とのこと。お昼時には人があまりいませんでしたが、午前中に立ち寄った時は行列ができていました。

　3Fのバルコニーは、「モーション・ブルー・ヨコハマ」や、バイキング形式の「フィッシャーマンズマーケット」などのレストランのバルコニー席になっています。大人のお出かけにピッタリなおしゃれな雰囲気なので、落ち着いて食事を楽しめそうです。

　さて、歩きまわってお腹が空いてきたので、手軽に本格洋食を楽しめるという「横濱たちばな亭」でランチをいただきます。

　注文したのは、1番人気の定番メニュー「オムレツライス」。トロトロの半熟卵とデミグラスソースが絶妙に絡み合って、とても美味しかったです。その後は、1号館が望めるカフェへ移動して、のんびりとコーヒーを楽しみました。1号館と2号館の間はイベント広場になっており、この日は雨の中、次回イベントの設営をしていました。

　「せっかくなので横浜らしいおみやげを買って帰ろう！」と1号館のおみやげショップへ。選んだのは、横浜元町・霧笛楼の「横濱煉瓦」。赤レンガ倉庫限定のパッケージが、さわやかでキュートです。小ぶりのチョコレートケーキにクルミソースを染み込ませた濃厚なフォンダンショコラとのことで、チョコレート好きの私にはたまりません。帰宅してから大切に味わいたいと思います。

　ちなみに、横浜赤レンガ倉庫は夜のお出かけもおすすめ。バルコニーから、みなとみらいエリアや横浜港のキラキラ輝く夜景を楽しめます。大切な人とロマンチックなひと時を過ごしたいなら、ぜひ夜にお出かけしましょう。

　また、横浜赤レンガ倉庫周辺には、山下公園やマリンタワー、中華街などのスポットもありますよ。みなさんもおしゃれをして、秋の横浜を満喫しに出かけてみてくださいね！

＜横浜赤レンガ倉庫＞
神奈川県横浜市中区新港1-1
045-211-1555（1号館）
045-227-2002（2号館）
※JR・市営地下鉄「桜木町駅」「関内駅」より徒歩15分
※みなとみらい線「馬車道駅」「日本大通り駅」より徒歩6分、「みなとみらい駅」より徒歩12分

-秋