青空に指で字をかく秋の暮(小林一茶)
No. 130
透き通るような青空が気持ちの良い季節ですが、毎日少しずつ肌寒くなってきましたね。
きょうは両国にやってきました。
「粋な江戸の食文化を楽しむ。」をコンセプトに、2016年にオープンした江戸情緒あふれる和食のテーマパーク、JR両国駅西口、旧駅舎にあるのが「江戸NOREN」です。
中に入るとまず目を引くのが原寸大の土俵。
2階から見るとこんな感じです。土俵を取り囲むように寿司、そば、天ぷら、もんじゃといった和食の店舗が12軒、立ち並んでいます。
江戸の町に迷い込んだような店構え。どこに入ろうか、迷ってしまいます。
ここは両国。やはりちゃんこにしましょう。「ちゃんこ霧島」。イケメン好きの私、現役時代、霧島を贔屓にしておりました。現在の陸奥親方ですね。
店内には相撲甚句が流れ、モニターには霧島の現役時代の取り組みが…。北勝海(現八角親方・相撲協会理事長)が投げ飛ばされているところをパチリ。
ランチタイムはお手軽にちゃんこが楽しめます。
昼御前をいただきました。ちゃんこはすりごまがたっぷり入ったちゃんこ。海老、ほたてなどの海鮮に、豚肉鶏肉、お出汁がとにかく美味しいんです。そしてご飯。味といい艶といい炊き方といいもう最高。おかわり自由なのも嬉しいですね。あまりに美味しかったので、ついおかわりしてしまいました。両国は、沢山食べても許してくれるような、そんな優しい街です。ごっつあんでした(笑)。
そして、もう一軒「東京商店」へ。ここは東京にある酒蔵の日本酒を「角打ち」できるお店です。
角打(かくうち)ちとは、酒屋で買ったお酒を店内で飲むこと。
店内奥には「自動利き酒マシン」が置かれています。この店はセルフになっていて、お客さんは好きな銘柄を選んでいただきます。
お燗も自分でできます。いまの季節はぬる燗が好みなのでぬる燗で。
酒樽をリメイクしたテーブルもおしゃれ~。
酒のあてもすべて東京名産。
えいひれをあぶりながら、ちびりちびりとぬる燗をいただきました。至福のひとときです。
「江戸凧 菊庄」では干支のお守りを販売。お店の方いわく、福をもたらしてくれるのは向干支(自分の干支から数えて7番目の干支のこと)だそうで、たとえば卯年の人は酉年を、丑年の人は未年を大切にするといいんだそうです。
縁起物には弱い私、さっそく作っていただきました。ピンクは健康運です。なんたって健康が一番ですから。一生モノのお守り、大切にしますね。
国技館の先には「旧安田庭園」があります。
お散歩するのにちょうどいい規模。緑が目に優しいです。
池にはたくさんの鯉が泳いでいました。餌をくれると思ってものすごい勢いで集まってきたのに、なんにもなくてごめんなさい。
駅の反対側を少し歩いて「回向院(えこういん)」へ。
ここには歴代横綱をお祀りする「力塚」の碑があります。若い力士たちが力を授かりに、相撲ファンも参拝に訪れます。
そして、ここには「鼠小僧の墓」がありました。
皆さん、一心不乱に墓の前の石を削っています。なんでもこの石を削って持って帰るとギャンブルや金運アップにご利益があるそうです。というか鼠小僧が実在の人物だったとは知りませんでした。
そろそろお茶にしましょう。編み棒に毛糸玉の巨大オブジェが目印の「アンティークCafé ウール倶楽部」へ。
毛糸の見本帖のようなメニューが目を引きますね。
広々とした店内。毛糸やアンティークな家具に囲まれた落ち着いた雰囲気のなかで、アールグレイとマロンタルトを優雅にいただきました。ほっと一息。このカフェでは、ジャズコンサートや編み物教室も開催されています。
そして、「ベーカリー&カフェ PORNIC」の「おすもうさん」のクリームパンと、アンパンを買って帰りました。
お出かけするのに最高の季節。みなさんも、お洒落をして、初めての街へ出かけてみませんか?
(ご案内)
江戸NOREN
東京都墨田区横綱1-3-20
開館時間:10時~23時30分
電話:03-6658-8033
※店舗により、営業時間が異なります。
休館日:1月1日・2日、施設点検日(不定)
アンティークカフェ ウール倶楽部
東京都墨田区両国3-21-5
営業時間:11時30分~18時
電話:03-3633-5597
休日:土日・祝日
ベーカリー&カフェ ポルニック
東京都墨田区両国3-22-8
営業時間:[月~金] 7:00~21:00 [土] 8:00~20:00
電話:09-6320-0929
休日:日曜日
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