お気に入りのスニーカーを履いて、都内を散策。
No. 138
秋晴れの中、きょうのお出かけは、上野の東京国立博物館にある庭園からです。
春と秋、年に2回、期間限定で公開されていると友人から聞いて、早速行ってきました。入館料は620円。静寂な空間に身を委ね、とっても心地よい時間を過ごせました。秋の公開は12月2日まで、おススメです。
この庭園には、5代将軍徳川綱吉が法隆寺に献納した五重塔や、石碑や燈籠などが遺されています。庭園にある茶室は、有料ですが、茶会・句会等に利用できるようです。
茶室を紹介しましょう。
まずは、木造平屋建、茅葺きの春草廬（しゅんそうろ）。
昭和38年、塩原千代氏より寄贈された、転合庵。
奈良の慈眼院に建てられ、明治10年に移築された六窓庵。
応挙館。室内に描かれている墨画（現在は作品保護のため複製）は、円山応挙が明眼院に眼病で滞留した折に揮毫したものと伝えられています。
最後は、もともと京都御所内の九条邸にあった九条館です。
庭園の中を散策していると、黄色のベンチが。座っている方々との雰囲気が可愛くてパチリ。
ここでコーヒーを買ってベンチでゆっくりするのもいいですね。この庭園は、桜の季節も見事と聞きました。また紹介しますね。
東京国立博物館を出て、まっすぐ歩くと右手にスタバが見えてきます。以前から一度入ってみたいと思っているスタバですが、いつも大混雑。そしてきょうも大混雑。諦めて、折角ここまできたので、上野の森美術館で開催中のフェルメール展へ様子を見に行きました。やはりこちらも大混雑でした。でも、実際に鑑賞するのは年明けに、ゆっくりと決めているんです。楽しみ～。
「光の魔術師」と言われるフェルメール。“真珠の耳飾りの少女”や“牛乳を注ぐ女”は有名ですね。このフェルメールの現存する作品はわずか35点と言われていて、今回はそのうちの9点を鑑賞することができます（日本初公開は3点）。一生のうちに35点、全部を見てみたいものです。私は、絵画が語りかけてくれる雰囲気が大好きです。
このフェルメール展、東京は来年の2月3日まで。大阪は、2月16日から5月12日までの開催です。
少し歩いたらお腹が空いてきました。何をたべよう、どこで食べようと悩んだのですが、どうしても食べたいものが頭をよぎり、五反田まで足を延ばすことにしました。
ちょっと意外な選択。このお店は、ハイレベル過ぎる立ち食いうどんと言われている絶品讃岐うどん「おにやんま五反田本店」です。「僕が言うんだから間違い無し。駅からすぐですよ！」と高松出身の知人にススメられたのがきっかけです。
まず食券を買って並びます。5分ほど並ぶと「どうぞ！」と店員さんから呼ばれ店内へ。食券を渡すと直ぐに“冷並肉しょうゆ（590円）”が出てきました。自分で醤油をかけて食べます。うまい！いつたべても美味しくて大満足。とても混んでいたので、うどんの撮影は控えました。お代わりしたかったけど、グッと我慢して、次の目的地へ。
この季節、時間が取れれば必ず伺う神宮外苑のいちょう並木です。完璧に色づくまでもう少しの感じでしたが、黄色とグリーンのグラデーションが見事です。海外からの観光客も数多く見かけました。
お着物の方も。
お子さまの撮影に来ている方も。可愛い。
いちょう並木を歩いていたら“いちょう祭り”を開催していました。12月2日までの開催です。平成9年から毎年開催していて、期間中180万人が訪れるようです。
わたしは、平日の夕方伺いましたので、会場はまだ空いていて、ちょっと歩いて次の目的地にと思っていたら、通り過ぎることができないお店を発見。貝です。それも牡蠣のお店です。大好物の牡蠣。まさしく今が旬。
その牡蠣は北海道生まれ。厚岸（あっけし）産と仙鳳趾産。せんぼうし？はじめて聞く名前でしたので、仙鳳趾産の牡蠣と生ビールを注文（1,100円）。肉厚でとても美味しい牡蠣でした。厚岸は有名ですが、仙鳳趾は、厚岸から200キロ離れている厚岸湾の西側に位置しています。勉強になりました。
次は、神宮外苑前から銀座線、丸ノ内線を使って東京駅に来ました。目的地は、丸ビルです。
ユーミンとクリスマスツリーのコラボ？ユーミン世代としては行かないわけにはいきません。歌と光の見事なコラボレーションは、12月25日まで、17時30分から21時まで15分間毎に見ることができます。
さて、本日の散策、最後は丸ビルからすぐ、東京駅です。この時期の東京駅は、なぜかロマンチック。
すると、記念撮影に来ていたカップルを発見。笑顔いっぱいの二人が印象的でした。
お幸せに！
（ご案内）
東京国立博物館
東京都台東区上野公園13-9
おにやんま五反田本店
東京都品川区五反田1-6-3
丸ビル
東京都千代田区丸の内2-4-1
