恋人の聖地にも認定。広島空港近くの「八天堂カフェリエ」
No. 139
スイーツのようなパンを展開する「八天堂」。
広島県三原市で創業したこのお店の看板商品は「くりーむパン」。
日本各地にお店があるので、ご存じの方も多いでしょう。
今回は広島空港から徒歩約10分の場所にある「八天堂カフェリエ」をご紹介します。
「カフェリエ」は2016年にオープンしました。この店名はカフェとアトリエの融合を意味する造語です。その名の通り、カフェのほか、パン作りを体験できる工房やここでしか買えないパンがずらりと並ぶベーカリーなどが1つの施設に集合しています。
八天堂ファンならぜひ訪れたいカフェリエがあるのは、広島空港に近い高台。空港に併設する第2駐車場から歩いて行けます。
お店に上がる階段の前には、こんな看板が。
階段を上がると、そこはもうカフェリエの建物。
敷地内には従業員の方が利用できる保育園もあります。
今回はカフェで昼食後のお茶を楽しむために訪れました。
天井が高く、解放感のあるカフェはテーブルとテーブルの間が広く、ゆったりとした気分で過ごせます。
お店で1品オーダーすると、こんなステキな前菜が運ばれてきます。
小さくカットしたパンとベーコンのグリルは、これだけでけっこうなボリュームです。
私がオーダーした「ふわとろパフェ」(850円)はクリームたっぷりのパフェ。このなかには、なんと八天堂の「ミニくりーむパン」が入っています。
ここで少し、八天堂のくりーむパンについてふれておきましょう。
くりーむパンが大ヒットし、今や全国はもとより海外にも進出している八天堂ですが、その歴史は古く、創業は1933(昭和8)年。当時、お店は和菓子屋さんとして開業しました。美味しいお菓子で人々を元気づけたいという想いで暖簾をかかげた初代の時代は戦争下にありました。
その後、2代目がお店の商品に「洋菓子」を取り入れたのが昭和40年代。やがてお店では「パン」も扱うようになりました。当時からクリームパンは人気だったそう。
ただし、現在のような、やわらかくて口溶けが良く、シュークリームを思わせるくりーむパンが出来上がったのは2008年のこと。その美味しさが評判となり、メディアで取り上げられるようになり、人気に火がつきました。そして破竹の勢いで国内はもとより、海外にも八天堂とくりーむパンの名前は広がっていきました。
話を戻しましょう。ふわとろパフェにトッピングされているクッキーやパイもこのカフェリエで作られています。
パフェを食べ進むと、くりーむパン軽くてフワフワのクリームに癒されます。
コーヒーカップのふちには何かカワイイものが乗っていました。
スタッフの方にうかがったところ、これは「パンの天使 たくちゃん」だそう。
パンで作られ、食べることもOKですが、あまりにもカワイイので、しばらく鑑賞。
今回はデザートタイムの利用だけでしたが、このお店ではラクレットなどのお料理も楽しめます。ちなみにカフェのメニューは3ヶ月ごとに変わるそうです。
テラス席では犬を連れて利用することも可能です。
飼い主にとって、ここで愛犬と一緒に時間を過ごせるのは嬉しいかも。
カフェの脇では職人さんが実際にパンやスイーツを作っている様子が見られます。
なんとインターホンを通じて、職人さんとお話することもできますよ。
体験工房ではオリジナルのくりーむパンを作ることもできます。(所要時間 約90分)
自分の好きな形に成形して焼き、クリームを注入し、自分でデザインした包装紙にセット。体験を希望するする場合は事前にホームページから予約をしておきましょう。
ショップ「八天堂本店」にはここでしかゲットできない、オリジナルの商品がズラリ勢揃い。
カフェリエの工房で作った、焼きたてパン各種の他、オリジナルグッズなどが並びます。ショーケースのケーキやデザートにもワクワクするはずです。
ところで、ここカフェリエは「恋人の聖地」でもあります。
恋人の聖地とは、フランスのモンサンミッシェルのほか、日本国内に100ヶ所以上ある、プロポーズにふさわしいロマンチックなスポットのこと。
恋人の聖地に選ばれたカフェリエには縁起の良い数字の「8」と「∞(無限)」をかたどったモニュメントが設置されています。夜はライトアップもされ、さらにムード満点に。
広島空港を利用する機会があれば、恋人の聖地でもあるカフェリエに足をのばしてはいかがでしょうか。
ご案内
八天堂カフェリエ
広島県三原市本郷町善入寺用倉10064-190
電話番号 0848-86-8622
営業時間 10:00~18:00
無休
まずはご試着ください♪
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