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ケーブルカーに乗って、「大山」の紅葉を愛でる。

No. 141

 神奈川県伊勢原市にある大山。江戸時代には、年間約20万人の庶民が訪れたともいわれています。私がお出かけした11月中旬から下旬にかけては、まさに紅葉が見頃の時期。大山周辺には神社やお寺、おしゃれなカフェなどもあり、山登りをしなくても十分に楽しめるスポットです。みなさんもぜひ、おしゃれをしてお出かけしてみませんか?

入口

 まずは、小田急線「伊勢原駅」からバスに乗り、大山ケーブルカーの乗り場へ向かいます。バス停「大山ケーブル」から「大山ケーブル駅」までは歩いて15分ほどかかりますが、参道には土産物店や食事処、地元で採れた果物や野菜を売る販売所などが並んでおり、眺めながら歩いていたら、あっという間に乗り場に到着しましたよ。

駅

 大山ケーブルカーは、「大山ケーブル駅」「大山寺駅」「阿夫利神社駅」の3駅のみ。往復切符は「大山寺駅」で途中下車することもできるのですが、まずは終点の「阿夫利神社駅」まで、ぐんぐんと急な斜面を登っていきます。

駅2

 この日は紅葉の見頃の時期だったこともあり、朝早くからたくさんの人で賑わっていましたよ。

階段

 長い階段を上りきると、阿夫利神社・下社へ到着です。

神社

 拝殿でお参りをした後は、おみくじも引いてみました。おみくじと一緒に銭亀も付いていたので、お財布に入れて大切にしたいと思います。

おみくじ

 ちなみに、「大山阿夫利神社からの展望」は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの改訂第4版で2つ星を獲得したそう。美しい紅葉の向こうには江の島や三浦半島が広がり、開放的で清々しい気持ちの良さを感じることができました。

展望

 そして、何といっても真っ赤に色づいた紅葉です。美しいだけでなく愛らしさもある赤く染まった葉っぱに、自然の素晴らしさを感じずにはいられません。とてもきれいで、思わずうっとりと見惚れてしまいます。

紅葉

 山頂までは本格的な山登りとなるため、20丁目にある富士見台まで登ることに。富士見台までとはいえ、大きな石がたくさんある山道はなかなかハードでした。山頂まで行きたいという場合は、必ず山登り用の格好をするようにしてくださいね。

富士山

 そして、20丁目の富士見台に到着です。日本一高くて美しい富士山。この日は雲もかからず、全体をはっきりと見渡すことができました。富士山をしっかりと目に焼き付けてから、下山してカフェで一休みです。
カフェ

 「阿夫利神社駅」すぐの場所にはお茶屋さんが並んでいますが、私が入ったのはリノベーションカフェ「kurumi from Wood Craft」。アンティークのテーブルが使われていたり、ドライフラワーを飾るなど、ぬくもりを感じさせる店内が素敵です。私は、パンケーキと大山の名水で淹れたホットコーヒーを注文してみました。

パンケーキ

 甘酸っぱいストロベリーソースとバニラアイス、生クリームが添えられた、ふんわり優しいパンケーキ。疲れた体もほっと癒されて、とても美味しかったです。大きな窓からは紅葉を望むこともでき、ゆったりと流れる時間を満喫しましたよ。

 さて、つづいては「大山寺駅」で途中下車して、大山寺へも足を延ばしてみましょう。

大山寺

 大山寺は、かわらけ投げ(土器投げ)が有名なお寺。投げたかわらけが崖下にある福輪をくぐると幸運をもたらすといわれているそうです。この日は若い女の子3人組が、楽しそうにかわらけ投げにチャレンジしていました。

 また、大山寺へとつづく長く急な階段は、紅葉の名所としても有名。さらに季節が深まれば、鮮やかな紅葉がまるでトンネルのようになることでしょう。

大山寺2

 大山は様々な美しい景色を堪能できるだけでなく、山全体がパワースポットといわれるほどエネルギーの強い場所です。実際に、山全体を厳かで清浄な空気が包んでいるような独特な雰囲気を感じました。残り少なくなった2018年を気持ちよく締めくくるために、みなさんもぜひ、パワースポットでもある大山周辺を散策してみませんか?

<大山>
神奈川県伊勢原市大山
0463-94-4711(伊勢原市役所商工観光課)

<大山阿夫利神社>
神奈川県伊勢原市大山355
0463-95-2006

<kurumi from Wood Craft>
神奈川県伊勢原市大山12
0463-73-8239

<大山寺>
神奈川県伊勢原市大山724
0463-95-2011

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