駒沢公園を散策後、ジンジャーエールが人気のカフェへ

オリンピックイヤーを来年にひかえ、東京ではあちこちに五輪ムードが漂っています。
今回、散策する駒沢公園（世田谷区、正式名称は駒沢オリンピック公園）は1964年の東京オリンピックでサッカー、レスリング、バレーボール、ホッケーの会場となった場所。

緑が多く、都心でも大きな公園に属する駒沢公園を歩いてみましょう。
音楽ビデオのロケ地や小説の舞台としても知られている、この公園。
朝、敷地内に足を踏み入れると必ず出くわすのはジョギングやウォーキングをしている人に犬のお散歩に訪れた人たち。

公園の外周を一周するように設けられたジョギングコースは約2km。
一周まわるだけでけっこうな運動量を消費しますね。

最近では公園内にスタイリッシュなレストランも開店し、モーニングを楽しむ人たちの姿をよく見かけます。

公園内は木々の背も高く、緑も豊か。
あちこちに設けられたベンチでくつろぐ人も多いです。

今は子どもたちの遊び場やスポーツに親しむスポットとして知られる駒沢公園ですが、実はこの公園は昔「東京ゴルフ倶楽部」という名前のゴルフコースでした。

当時は昭和天皇がイギリスのエドワード王太子と一緒にゴルフを楽しんだことも。その後は1940年に予定されていた東京オリンピックのスタジアム予定地となりましたが、第二次世界大戦でオリンピックが中止となり、戦中は防空緑地や農地として使われたこともありました。

戦後はプロ野球「東急（東映）フライヤーズ」の本拠地のほか、国体のハンドボールとホッケーの会場として、また1964年の東京オリンピック時には国立競技場に次ぐ第2会場になりました。

UFOを思わせるこの建物は1964年のオリンピック東京大会ではサッカーの予選会場として使われた陸上競技場。収容人員は20,000人以上。ここではJリーグの試合も行われます。

駒沢公園を後にして向かったのは「Brooklyn Ribbon Fries（ブルックリンリボンフライ）」。
クルクルと螺旋状にカールしたフライドポテトとジンジャーエールの専門店です。

このお店のエントランスも緑にあふれています。

店内はビンテージ風のグリーンのランプシェードが印象的でおしゃれな「実験室」という雰囲気。道路に面して小上がりのウッドデッキも配されています。お店は平日・週末問わず、ランチタイムは女性客を中心に賑わっています。

ランチメニューに選んだのはハンバーガーとフライドポテト、そして店内で作られるジンジャーシロップを使ったジンジャーエール。

お店の名前にもつけられたポテトのリボンフライがこちら。
お店では注文を受けてから北海道産のメークインを専用のカッターで螺旋状にカットし、揚げているそう。
カタチがユニークで、独特の食感のあるリボンフライは軽くて、食べているとドンドン胃袋に消えていきそう。

小ぶりながらずっしりと重たいパテを使ったハンバーガー。
ジューシーな肉汁があふれます。

そして店内のファクトリーで作られるジンジャーシロップは、リボンフライと同様、このお店の「顔」。国産の生姜を水と甜菜糖で煮出し、レモンとともにクローブ、シナモン、カルダモンなど6種のスパイスを約８時間漬け込んで作るそうです。

丹精こめて作られたジンジャーシロップを炭酸ソーダで割った、自家製ジンジャーエール。

一口飲むと喉にパンチ!
スパイシーかつまろやかです。この味わいを知ると「ジンジャーエール」について見方が変わるかも。ひんやり感を長持ちさせる金属のストローを使っているあたりもココロ憎い!

このジンジャーシロップは購入OK。
飴色のシロップはジンジャーエールのほか、お肉料理の味付けに使用することもできます。

これから夏を迎えると、キレのあるすっきりとした喉ごしのドリンクを飲みたい気分になるでしょう。そんな時、このジンジャーシロップが活躍しそうですね。

<ご案内>
駒沢オリンピック公園
世田谷区駒沢公園1-1

BROOKLYN RIBBON FRIES KOMAZAWA （ブルックリンリボンフライ駒沢）
東京都目黒区東が丘2-14-11
電話050-5592-7917
営業時間　11：00～22：30
※金・土は11：00～24：00
月曜休 ※祝日の場合は翌日
http://brooklynribbonfries.com

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