ブルーノートのカフェもあるホテルリソルトリニティ京都

観光地の京都はさまざまな宿泊施設があります。
日本有数の有名旅館から外資系のリッチなホテル、全国展開のビジネスホテル、リーズナブルなゲストハウスやスタイリッシュなカプセルホテルまで。

今日は2018年にオープンした「ホテルリソルトリニティ京都 御池麩屋町」を紹介します。
私は旅行サイトから予約したのですが、決め手となったのはジャズのライブハウスとして有名な「ブルーノート」を展開するブルーノート・ジャパンがプロデュースする｢BLUE BOOKS cafe 京都｣がこのホテルに入っていることでした。訪れる前からワクワクしていたのは言うまでもありません♪

ホテルリソルトリニティ京都 御池麩屋町は、京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約3分の場所にあります。
このあたりは昔ながらの京都の風情が息づく寺町通りに近く、京都御所や二条城などにも徒歩圏で行ける好立地。繁華街である四条烏山や祇園とは異なる、閑静で落ち着いた空気が漂っているエリアです。

チェックインするため、館内に入るとウッディ系の良い香りが漂ってきました。

この香りは「間―ＭＡ－」というオリジナル調香のアロマ。
古都である京都の風雅な「間」の趣とモダンで洗練された印象を併せ持つ深く芳醇な木々をテーマにした香りなのだそう。

客室はシューズオフスタイルで、日本人にとって心和む畳が敷かれています。

和モダンのお部屋はコンパクトながら一度入ると、外出したくなくなるほど、くつろげる空間。
コーヒーやお茶の他、抹茶のセットが用意されているのも京都らしさ満点ですね。

客室にはバスルームもありますが、館内1階には宿泊者専用の大浴場が用意されています。
浴槽からは風情ある坪庭を眺めることができ、ゆったりと湯船につかりながら癒やされる時間を体験することもできますよ。

さて、このホテルに宿泊する決め手となったブルーノート・ジャパンがプロデュースする「BLUE BOOKS cafe」を紹介しましょう。
ホテル1階にあるカフェは「豊かなる日常、未知なるジブンと出会う場所」をテーマに、音楽と本のある日常と“自分のための”時間を提案する「大人の食堂」として2012年に静岡でオープンしました。京都は3番目のお店となります。

ホテルラウンジと一体化した「BLUE BOOKS cafe京都」ではランチ、ディナーも楽しめますが、宿泊客にはビュッフェスタイルの朝食を提供しています。

実は個人的に、この朝食を楽しみにしていました♪
80席もある広々とした空間でいただける朝食ビュッフェは、ところ狭しと和風・洋風の食べものが並んでいました。

パンをはじめ、サラダ用のいろいろな野菜、ベーコン、サーモン、スクランブルエッグ、おばんざい、カレーうどん、シリアル、フルーツ、ヨーグルトなど盛りだくさん。

これはミニパンにソーセージやベーコンを盛り付けたオープンサンド。
京都のおばんざいを盛り合わせた和風の朝食も、しっかりといただきましたよ。朝食にカレーうどんが用意されているのって、嬉しいですね。どれもよいお味でした。
私が宿泊した時は外国人も多く、おばんざいの前に行列ができていました。

カフェの壁には約1,500冊の本が並んでいます。
この本のセレクトは地元京都の大垣書店によるもの。
もちろん、音楽はブルーノート・ジャパンならではのジャズが中心です。
こんな空間で朝食をいただるなんて、朝から気分がアガりますね。

朝食後はホテルの横にある白山神社へ参拝しました。
この神社の祭神は菊理比売(きくりひめ、くくりひめ）。
「くくる」が「結び」につながるということで、「縁結びの神様」でもあります。

白山神社にはこんな話もあります。
それは後桜町天皇が歯痛で悩んでいた時、神社から持ち帰った神箸と神塩を痛いところにつけたところ、歯痛が治ったそう。
そんな言い伝えから「歯痛平癒の神」として信仰を集めるように。
今では歯医者さんも参拝に訪れるそうです。

私の場合、見どころの多い京都に行くと、朝から夜まで歩き回ることもしばしば。
だから、ホテルには観光に便利な立地と駅チカのくつろげる空間を求めてしまいます。
リーズナブルでおしゃれな点でもホテルリソルトリニティ京都 御池麩屋町は満足いくものでした。
京都に行った時はまた泊まりたいですね。

<ご案内>
ホテルリソルトリニティ京都 御池麩屋町
京都市中京区麩屋町通御池上る上白山町249
TEL.075-211-9269
https://www.resol-kyoto-o.com/

-春