快適な空間に感動!「変なホテル東京 赤坂」へ
No. 275
皆さんは「変なホテル」をご存じでしょうか。旅行会社のH.I.S.が経営しているロボットが働くホテルで、2015年に長崎に開業した「変なホテル ハウステンボス」を皮切りに、日本各地に続々とオープンしています。
今回は東京・赤坂にある「変なホテル東京 赤坂」へ。
一度は泊まってみたいと思っていた、このホテル。開業した時は「世界初、ロボットが働くホテル」としてギネス記録に認定され、レセプション業務を人型ロボットが担当することにも興味シンシン。
そんなわけで、銀座線「赤坂見附」駅に降り立つと溜池山王方面へ。
赤坂の繁華街を通り過ぎ、しばらく歩くとオフィスビルに囲まれているなかに「変なホテル」を見つけることができます。平日はオフィス街で働く人たちが頻繁に往来するのでしょうが、週末は大変静か。さっきまでの繁華街の喧騒は消えていました。
変なホテルのフロントは2階にあります。
葉っぱを大胆にデザインした内装は都会と南国を融合させたようなムードを醸しています。
フロントで出迎えてくれるのは、男女の人型ロボット。
ついにご対面!
ロボットの前に立つと、お辞儀とご挨拶をされちょっとドキドキ。
チェックインはロボットに見守られながら、フロント前に設置されている自動精算機で行います。手続きは画面の指示に従い、署名もタッチペンで。サクサクと進みます。
客室のカードキーもここで作成するのですが、エラーが出てしまい、ホテルの(人間の)スタッフを呼ぶことに。
すぐにスタッフの方がカードキーを作っていただきました。
うかがった話では、ロボットが働くホテルとはいえ、スタッフが常駐しロボットが対応しきれないサービスを担当されるそうです。
こちらはフロント階にさりげなく置かれている「unibo(ユニボ)」という名前のコンシェルジュロボット。
何か話しかけると答えてくれます。
客室に上がるエレベーターはルームキーを読み込んで作動するシステム。目に見えるホテルスタッフはロボットだけという環境なので、セキュリティーにも気遣いを感じますね。
客室はビジネスホテルにしては広さを感じさせる空間です。
ベッドはオリジナルで「体圧分散性を高めて、理想的な寝姿勢と快適性を実現する」という、眠ることが楽しくなりそうなものが導入されています。
変なホテルのロゴが胸元に入ったパジャマは肌触りがよく、脱ぎたくなくなるほど、気持ちのよいもの。
こちらは客室に用意されている「handy(ハンディー)」というスマートフォン。
ホテルの外に持ち出すこともでき、インターネットの利用や国内外への無料通話も可能。大変便利なアイテムですね。私は使う機会はありませんでしたが、来日した外国人にはとても喜ばれるのではないでしょうか。
テレビの上に貼り付けられている黒い物体は単なる内装ではなく、なんと本物の炭!
お部屋の消臭やマイナスイオンの発生などに効果があるそうです。ビジネスホテルでこんなエコな製品を導入しているところは珍しいかも。また、衣服についた花粉やダニ、雑菌などを99%以上取り除く上、気になる匂いやシワを取ってくれるホームクリーニング機が設置している客室もあるそうです。
バスルームのアメニティ。変なホテルのロゴが入ったシンプルなデザインがオシャレ。
「変なホテル」はロボットがレセプション業務を担当するホテル、ということだけしか知らずにこのホテルを宿泊しましたが、客室には泊まったヒトが喜びそうな仕掛けが満載でした。
朝食はホテルの1階にあるアイリッシュパブ&レストラン「CRAIC(クラック)」で用意されます。
私は朝ごはんをいただきませんでしたが、本場のアイリッシュパブを再現したこのお店では平日、ランチを提供しているそうですよ。
変なホテルはロボットが働く一風変わったホテルだから「変」の文字を付けたのかな?と思っていましたが、実は「変化しつづける」という意味がこめられているそうです。泊まってみて、宿泊空間で提供できる快適さを追求されているホテルの姿勢を感じました。
今度はどの街の「変なホテル」を体験しようかな?
チェックアウトしたばかりなのに、そんな気持ちになってしまいました。
<ご案内>
変なホテル東京 赤坂
東京都港区赤坂2-6-14
TEL 050-5894-3782
https://www.hennnahotel.com/akasaka/
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