自然の景観と動物に癒される!心あたたまる碑文谷公園
No. 402
東京の住みたい街ランキングで上位に入る東急東横線「学芸大学」駅。
通称「学大」の憩いの場が、今回紹介する碑文谷(ひもんや)公園です。
学芸大学駅から東横線の高架下を通って、徒歩約10分。
駅前の繁華な雰囲気とは異なる、住宅街の中に現れるのどかな碑文谷公園は弁天池を囲むように整備されています。江戸時代、この池は水田灌漑用の貯水池として地域の人々から重宝されてきたそうです。
土日はボート遊びもできる弁天池。
実は池のなかには小さな島も浮かんでいます。
朱色の太鼓橋を渡ると、厳島神社が鎮座。
女神、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀る厳島神社は戦国時代の創建。江戸時代の1848(嘉永元)年の社殿落成の際に、碑文谷を支配していた旗本の神谷氏が弁財天像を奉納したと伝わります。
毎年4月15日に例大祭が開かれるほか、12年に1度の巳年には大祭を開催。
巳年ということは来年ですね。
訪れた時は冬の時期でしたが、初夏を迎えると太鼓橋周辺は紫陽花にあふれ、参拝者は美しい光景にふれることができます。
小島の厳島神社を背に、太鼓橋を左折すると見上げるほど背の高い木々がそびえるエリアへ。
林立する木々の近くには弁天池に面してベンチが置かれています。
ここは絶好の読書スポット。
自然光がやわらかく、とても静か。
ベンチとベンチの間も広く、隣の人の様子も気になりません。
私的には碑文谷公園で一番好きな場所です。
子どもたちの声がひときわにぎわいを作り出しているスポットを発見!
それが「こども動物広場」。
ウサギやモルモット、亀、犬などとじかにふれあうことができます。
これはスタッフの方に抱っこされたモルモット。
モルモットコーナーでは小さな座布団を膝におくと、スタッフの方がモルモットをのせてくれますよ。
こちらは碑文谷公園のアイドル犬、りんちゃん。
高齢なこともあり2024年1月末でこども広場を卒業しましたが、ここ最近はずっとこうして寝ていました。
動物広場を抜けると「ポニー園」があります。
実は碑文谷公園ではポニーを飼育していて、中学生以下を対象に引き馬が体験できます(有料)。
ここはポニーが暮らす馬舎。
碑文谷公園には5頭のポニーが暮らしています。
ポニーが興奮するので犬は入れませんが、引き馬を体験しなくても馬舎で姿を見ることができます。
ちょうど引き馬体験から帰ってきたポニーに遭遇。
スタッフの方から「このあたりを撫でると喜びますよ」と教えていただき、立て髪に隠れた首の付け根の周辺をナデナデ。
なんだろう…この心地よさ。
ポニーの体温が手からじんわり伝わり、それが私の身体に循環していく不思議な感覚。
馬と人間の繋がりの歴史は果てしなく長く、人間にとって馬は乗りもの以上の存在であることがわかるような気がします。
かつてホースセラピーを体験したことがありますが、馬の背に乗って歩いた時の振動に今まで体験したことのない癒しを感じたことを思い出しました。
さて、ランチは碑文谷公園のポニー園から徒歩約5分の場所にある、学大の人気イタリアン「STELLA(ステッラ)」へ。
ランチタイムはパスタかラザニアの2種で、前菜とドリンクが付きます。
このお店に友人たちを連れて行くと、必ずファンになります。
その理由がこちらの前菜。
グリーンサラダ、ハム、魚の燻製、かぼちゃ、ブロッコリー、ナス、キャロットラペ、ポテトサラダ、スペイン風オムレツ…。前菜の域を超えたボリューム満点の1皿。
これを目当てに訪れる人も多いようです。
ランチタイムのパスタにはたいていタリエリーニという麺が使われています。
この麺は平たく、軽くもちっとした食感で、具材とのからみ具合も良い感じ。
私はまだ食したことはないけれど、ラザニアもとても美味しいそうです。
碑文谷公園でポニーとふれあった後は美味しいイタリアンで。
きっと笑顔いっぱいの1日になるはずです。
<ご案内>
碑文谷公園
目黒区碑文谷六丁目9番11号
03-5722-9775
http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/koen/himonya.html
ステッラ
東京都目黒区鷹番3丁目14-3
03-3760-1851
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