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メインイメージ

歩くだけでロマンティック気分!「丸の内イルミネーション」

No. 355

東京・丸の内エリアにロマンティックな気分を届ける冬の風物詩をご存じでしょうか。それが「丸の内イルミネーション」。今年で21年目を迎えました。

今シーズンは2023年2月19日(日)まで、有名ブランドのショップが点在する「丸の内仲通り」をはじめとする約1.2キロの道にある340本以上の街路樹がLED約120万球で彩られます。(点灯時間は15時から23時)
イルミネーションイメージ

実は丸の内イルミネーションファンの私はほぼ毎年、ロマンティックな気分を味わうため、見物に出かけています。今年は過去最大規模らしく、街路に灯される光がこぼれんばかりにあふれていました。

2022年内に終わったイベントもありますが、12月中旬に訪れた丸の内イルミネーションの様子をお届けしましょう。

丸の内仲通りにある、丸の内パークビル前には「ティファニーホリデーストリート(Tiffany Holiday Street)」が登場!
ティファニーツリー

ティファニー球体オブジェ

存在感あるオブジェやツリーの数々に目を奪われました。
よく見ると他界した今でも世界中に多くのファンがいる、アンディ・ウォーホルの文字が。
アンディ・ウォーホル文字

ツリーの足元にはティファニーブルーのギフトボックスが並んでいます。
ホリデーシーズンはこんな演出が心にくい!

このツリーはウォーホルがティファニーのために制作した「ホリデー グリーティング カード」から着想を得たもの。
彼がカードに描いたイラストが、このツリーやオーナメントのコンセプトになっているそうです。

ティファニーホリデーストリートの近くには愛らしいクリスマスマーケットが。
カフェブースはもちろん、メリーゴーランド、誰でも弾けるストリートピアノ、輪投げ、SNS向けのフォトスポットなどなど。
ショップ

ストリートピアノ

コロナ禍で外出を自粛していた人も多く訪れていたのではないでしょうか、皆、はみ出さんばかりの笑顔! シャンパンゴールドに灯された美しい通りの散策を楽しんでいるのが伝わってきました。また、人出が多いなか、写真を撮影するときもその場に居合わせた人たちが気持ちよく譲り合う姿も印象的で、その優しさにジーン…。

イルミネーションなど、暗闇を照らす光は幸せや安心感を与える効果があるといわれます。
通りのアート

とくに冬のピリッとした空気がはりつめたなかのイルミネーションは心をあたため、励ましてくれる力があるような気がします。元気をもらいたい時にはたくさんの光が瞬く通りを歩きたくなるのは、私だけではないかも。

ところで、丸の内イルミネーション期間中、丸の内仲通りで使用されるエネルギーには太陽光や風力などの自然エネルギーで発電されたグリーン電力がまかなうそうです。この、環境に配慮したイルミネーションイベントはSDGs的ですよね。

さて、行幸通りに行くと、驚きの光景が広がっていました。
それはスケートリンク「Marunouchi Street Rink」。
スケートリンク

これはルイ・ヴィトンと草間彌生のコラボレーションを記念したイベントの一環で、スケートリンクの壁にはハンドペイントの水玉模様が描かれていました。リンクは環境に配慮された特殊樹脂で作られているそうですよ。

スケートリンクのそばにはホットドリンクなどを販売するキッチンカー「LV フィッシュ・カフェ」が登場。
キッチンカー

東京駅方面に歩くと、これまたルイ・ヴィトンと草間彌生のコラボレーション作品が展示されていました。
草間彌生作品

こちらはガラスのボックスから逃げ出そうとするキャラクターたちを表現したインスタレーション。

今シーズンの丸の内イルミネーションはティファニー×アンディ・ウォーホル、ルイ・ヴィトン×草間彌生など、アート色が濃く、光と造型の競演が楽しめました。
クリスマスイベントは終了しましたが、丸の内イルミネーションは2月19日まで灯されています。

東京駅や丸の内方面に行く機会がありましたら、ロマンティックな光に彩られた通りを散策してはいかがでしょうか。
東京駅バックに

きっと、心があたたまるはずです。

<ご案内>
丸の内イルミネーション2022
2023年2月19日(日)まで
丸の内仲通り、東京駅前周辺、TOKYO TORCH Park ほか
https://www.marunouchi.com/event/detail/33119/

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