開成町の古民家でゆったりとしたひとときを
No. 374
新緑がうつくしい季節になりました。みずみずしい緑とさわやかな風に誘われて、どこかへお出かけしたくなりますね。今回わたしは、神奈川県の開成町にある「あしがり郷 瀬戸屋敷」へ行ってきました。
公式ホームページによると、瀬戸屋敷は「江戸時代、この地域の名主をつとめてきた瀬戸家のお屋敷として建てられた」ものだそう。アクセスは、小田急小田原線「新松田駅」から「関本」行きのバスに乗り、「四つ角」を下車してから徒歩約15分。駐車場もあります。ちなみに入場料はかかりません。
門をくぐって現れたのは、藁ぶき屋根の立派なお屋敷。こういった家に住んだことはありませんが、なんだかなつかしい雰囲気が漂っています。
開成町はあじさいが有名で、毎年あじさい祭りが開催されます。お屋敷の脇ではあじさいの苗が販売されていました。絵になりますね。
お屋敷の中は自由に見学することができます。こちらは大釜戸。むかしの人は、このような台所で食事を作っていたのですね。
大釜戸の向かい側には小さな釜戸があり、奥には囲炉裏もありました。
お屋敷の奥の縁側と池。時間がゆっくりと流れているようです。すがすがしい空気と静寂に包まれて、心がほっと和みます。
大きな井戸もありました。現在は故障中とのこと。
日本庭園の石庭。わびさびの世界観がうつくしいですね。
水車小屋もありました。この地域の名主のお屋敷なので市井の人の暮らしとは少し違うかもしれませんが、むかしの日本の生活を垣間見ることができます。お子さんや外国の方と一緒に来たら、さらに楽しめそうですね。
敷地内には「café hacco(カフェ ハッコ)」というカフェがあります。発酵をテーマにしたカフェなのだそう。店内やテラス席だけでなく、石庭の前にある縁側も利用できるとのこと。のんびりゆったりした時間を楽しめそうですね。
わたしが注文したのは、「豆乳甘酒いちご」と「醤油こうじトースト」。濃厚で自然な甘みの甘酒にほんのりといちごの風味が加わった体にやさしいドリンクと、甘じょっぱいサクふわのトースト、どちらもとてもおいしかったです。
ちなみにランチはなく、トーストやこうじスープなどの軽食がメインでした。ドリンクは、いろいろなフレーバーの甘酒だけでなく、コーヒーや紅茶、ジュースなど充実しています。テラス席に座り、新緑とお屋敷を眺めながらくつろぐことができて気持ちよかったです。
すでにあじさいが咲いていました。快晴の日に見るあじさいも、鮮やかでとてもかわいいですね。
敷地内ではなく門を出たところにあるのが「atelier hacco(アトリエ ハッコ)」。こちらは、発酵と旬野菜をテーマにしたショップです。開成町産のとれたて野菜や、オリジナルの発酵商品が販売されていました。発酵商品は塩麹、醬油麹、酒粕、玉ねぎの甘酒ドレッシングなど、料理の味を引き立てるアイテムがいろいろありました。
わたしは開成町の農家さんが育てた野菜を購入しましたよ。とれたての新鮮野菜が安く購入できて魅力的です。
今回は、神奈川県足柄上郡開成町にある「あしがり郷 瀬戸屋敷」をご紹介しましたが、いかがでしたか。カフェやショップもあるので、時間をかけてのんびり楽しめますよ。
ちなみに、2023年のあじさい祭りは、6月10日(土)~6月18日(日)に開催されるそうです。会場は瀬戸屋敷ではなく「開成あじさいの里」で、約5000株のあじさいを楽しむことができるとのこと。このタイミングに合わせて、出かけてみるのもよさそうですね。カラフルなあじさいのようにご自身もおしゃれを楽しめば、お出かけがより楽しくなりますよ。
<あしがり郷 瀬戸屋敷>
神奈川県足柄上郡開成町金井島1336
0465-84-0050
開園時間:10:00~17:00
休園日:月曜日(祭日の場合は翌日)、年末年始
<café hacco(カフェ ハッコ)>
営業時間:11:00~16:00(平日)、11:00~17:00(土日祝)
定休日:月曜日(祭日の場合は翌平日)、年末年始
<atelier hacco(アトリエ ハッコ)>
営業時間:10:00~16:00
定休日:月曜日(祭日の場合は翌平日)、年末年始
※営業時間などの詳しい情報は、お問い合わせください。
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