あんこう鍋のお料理教室＆バレンタインチョコ♡

　寒い日が続いています。都心も4年ぶりの大雪が降り、昨日の最低気温は-4℃。なんと48年ぶりの寒さだそうです。
　こんな日はやっぱりアレですね、アレ。冷え切った心と身体を芯から温めてくれるお鍋です。ふぐちり、水炊き、しゃぶしゃぶ…。鍋にもいろいろありますが、今回は、あんこう鍋といきましょう。「東のあんこう、西のふぐ」と称される鍋の横綱のあんこう、その肝をふんだんに使った濃厚味噌味のどぶ汁仕立てはコクと旨味がもうたまりません。

　目黒区自由が丘にある「我儘和食　魚と味（うおとみ）」では月1回お料理教室が行われていて、1月の食材がなんと、あんこうでした。あんこうといえば吊るし切り。その吊るし切りを間近で見学できるということで参加させていただきました。

　あんこうの体にはぬめりがあってぬるぬるしているため、吊るし切りするんだそう。

「あんこうに捨てるところなし」。柳肉（りゅうにく）、とも（ヒレ）、ヌノ（卵巣）、エラ、ヒレ、皮、袋など七つを称し、「あんこうの七つ道具」と呼びます。

　お鍋にはまるごと入っていて、それぞれ食感の違いを楽しむことができます。
　大将の富田さんは魚の極めびと。普段はクールで寡黙な職人さんですが、魚のことになると別。どんなことでも優しく教えてくれる自由が丘の“さかなクン”いやいや“さかな博士”です。この日もあんこうを捌きながら、あんこうにまつわるあれこれをレクチャーしていただきました。
　あんこう鍋に使われるあんこうは全部メスだってご存知でしたか？オスは小さくて食べるところがないとか。

　こちらは、あん肝。泡状のポン酢ともみじおろしでいただきます。作り立てのあん肝、美味です。

　こちらは唐揚げ。外はカリッ、中はふわっ、食感がたまりませんね。

　お鍋の出来上がり～

　シメはなんといってもお雑炊。すべての旨味が凝縮されています。これぞ、鍋の醍醐味です。寒さを忘れ、体はぽっかぽか。ごちそうさまでした。

　さて、まもなくバレンタインデーですね。ここ自由が丘はスイーツの街ということで、チョコレートの名店がたくさんあります。ご紹介しましょう。
　１件目の「MAGIE DU CHOCOLAT（マジドゥショコラ）」。カカオ豆の仕入れから板チョコになるまでの工程を一貫しておこなうビーントゥーバーにこだわったチョコレート専門店。店名を訳すとチョコレートの魔法。チョコレートで幸せになる魔法をかけてくれるお店です。

　こちらの1周年記念パックを購入。チョコをクッキーでサンドしたマジドカカオ2個（好きなものを選べます）とフィナンシェがオリジナルバックに入った限定商品です。私はラムレーズンとビターオレンジをチョイス。美味しい意外に言葉がみつかりません。ほかの味も食べてみたくなり、後日、リピートしました。おススメです。

　そして、こちらは、30年以上もパリっ子に愛されている高級チョコレート店「CHAPON（シャポン）」の日本第1号店です。個性豊かなチョコレートはパリの5店舗とここ自由が丘でしか買えません。

　ショコラティエのパトリス・シャポン氏は世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ・パリ」で、2007年、2011年の2回グランプリを受賞している実力派です。

　併設されているショコラカフェは世界初。ボンボンショコラの食べ比べなど、オリジナルメニューが楽しめます。ふわふわ食感の濃厚チョコレートムースに世界の名酒をかけて楽しむ「ムース・オ・ショコラ エ ラルコール」をいただきました。6種類の中から3種類お酒を選びます。私はジャックダニエル、マイヤーズラム、山田錦をチョイス。まさにおとなのためのデザートですね。

　こちらはホットショコラボワール。香ばしく焼き上げたマシュマロをトッピングした濃厚チョコレートドリンク。マシュマロのふわふわ食感がくせになります。
　自由が丘には女性が気になるお店がいっぱい。バレンタインデーを前にスイーツ激戦区自由が丘に、おしゃれをして出掛けてみませんか？

「我儘和食　魚と味」
・目黒区自由が丘2-14-5 2F
・営業時間　（月～金）18時～24時 （土・日・祝）17時～23時
・定休日　不定休

「MAGIE DU CHOCOLAT」
・世田谷区奥沢6-33-14 1Ｆ
・営業時間10時～19時　
・定休日　火曜

「CHAPON自由が丘店　ビーントゥーバー＆ショコラカフェ」
・目黒区自由が丘2－8－8　ル・シェル・ブルー 102
・営業時間　10時～20時
・年中無休

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