同じ味筋と茶葉の魅力を伝え続ける専門店、一保堂茶舗。
No. 92
春らしい暖かな陽射しの中、本日は日本茶の専門店「一保堂茶舗」へお出かけです。
京都・寺町二条にある「一保堂茶舗」は1717 年(享保2年)創業。ご存知の方も多い日本茶の老舗です。外観もTHE京都、という感じがしますね。
早速、中へ入ってみましょう。
「いらっしゃいませ!」と素敵な笑顔で迎えてくださったのは、京都本店のチーフ奥津さん(写真右)。写真をお願いすると、快く写って下さいました!
ディスプレイしてあるのは、昔使用していた茶壺だそう。渋いですね。
店舗の左手には、お茶の淹れ方をデモンストレーションするお部屋があります。お時間がある方は、是非こちらで試飲を。
茶筅(ちゃせん)の制作工程が一目でわかる展示も。手作りの細かな作業が想像でき、思わず「すご〜い!」と呟いてしまいました。なかなか途中段階を見る機会がないので、面白いですね。
さて、本日のお目当て喫茶室「嘉木(かぼく」」へ。こちらはしっとりとした落ち着いた雰囲気。
一人でも多くのお客様とお話をしながら茶葉の面白さをお伝えしていきたいと考え、始めたのが、お茶を淹れるところからお楽しみいただける喫茶室だそう。
まずは濃茶、最上級の抹茶「雲門の昔」\1,200(+税)を注文。運ばれてきたのは本日の生菓子、雛祭りにちなんだ貝合わせの蛤です。全てのお茶にお菓子付(生菓子か干菓子を選択可)。
ちょうど生菓子を食べ終わったあたりで、濃茶の登場。メニューに<濃厚な旨みとコクが特徴>と記載されているように、まるでホットチョコレートのようなネットリとした舌触りに抹茶の濃厚な旨みが広がります。柔らかな苦味と、これぞ抹茶の醍醐味!というインパクト。抹茶好きには是非試して頂きたい逸品です。
濃茶を少量残し、店員さんにお茶碗を一度下げて頂きます。お湯を足し、そのまま薄茶を点てて頂けるとの事。嬉しいですね。こちらも贅沢で美味しい薄茶でした。
美味しい抹茶を堪能した後は、せっかくなので玉露と煎茶のセットも注文。今度は干菓子をセレクト。
左から玉露「麟鳳(りんぽう」」、煎茶「嘉木」。玉露は60度、煎茶は80度のお湯で淹れます。茶葉の鮮やかな色合いとそれぞれの味の違い、店員さんの細やかな説明を楽しみながらゆったりとお茶の時間を愉しむことができました。
たっぷりとお茶の世界に浸った後は、店頭販売でお土産を選びましょう。抹茶から番茶まで沢山の種類があります。
私のチョイスは煎茶のティーバッグと玄米茶。ティータイムが楽しみです!
もっと日本茶に親しみたい方には、京都本店・東京丸の内店にて日本茶体験コースも開催(有料)。次回は3月末「親子教室」。詳しくは一保堂ホームページへ。
皆さんも是非、色々な日本茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。
<一保堂茶舗>
京都本店
〒604-0915 京都市中京区寺町通二条上ル
TEL:075-211-3421
営業時間:午前9時から午後6時 休まず営業(正月を除く)
喫茶室嘉木 午前10時から午後6時(ラストオーダー:午後5時30分) 休まず営業(年末年始除く)
(詳しくはお問い合わせ下さい。)
まずはご試着ください♪
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