京都、城南宮の「しだれ梅と椿まつり」に春を感じに。
No. 94
京都より春の便りをお届け。本日は方除(ほうよけ)の大社・城南宮「しだれ梅と椿まつり」へお出かけしましょう。
京都駅から直通バスで15分。伏見区にある城南宮は、都の守護と国の安泰を願って、平安遷都の際に京都の南に創建されてから1200年。引越・工事・家相の心配を除く方除の大社と仰がれています。
この日の気温は17℃。ポカポカ陽気に、しだれ梅も椿も見頃のようです!週末は神苑に入るまでに長蛇の列だそう。平日に訪れたにも関わらず、この日も沢山の人で賑わっていました。
神苑を入るとまずは左右に様々な種類の椿がお出迎え。
一つ一つに名札が付いています。この時期は、お茶のお稽古でも毎週色々な種類の椿が床に飾られます。神苑を歩きながら初めて見る椿に「こんなに変わった椿もあるのね!」と見入ってしまいました。
椿の小道を抜けるとそこは「春の山」。見渡す限りのしだれ梅です。
「神苑の見どころ」。こちらも風流ですね。梅の甘い香りを感じながら、平安の城南宮に思いを馳せます。(実のところ、美しい梅を早く撮影したくてたまらず、早々に梅の元へ!)
紅梅と白梅の前に小川が流れる様は、とっても優美。
見上げると、まるで祝福されているかのように降り注ぐ、満開のしだれ梅。
メジロのさえずりが聞こえ、カメラマンが沢山いる梅の木や、一緒に記念撮影するお着物の方など、神苑の「春の山」は花も笑顔も満開です。
椿の花が苔むした地面に落ち、その向こうに梅の景色は城南宮ならでは。
室町の庭と桃山の庭の間に建つお茶席「楽水軒」では、巫女さんがお菓子とお抹茶をお出してくださいます。
美しい庭園を見ながら、花をかたどった愛らしい和菓子とお抹茶を味わえる心休まるひととき。(神苑拝観料とは別に300円以上の志納)
「しだれ梅と椿まつり」の期間(平成30年2月18日〜3月22日)は、梅ヶ枝神楽・花守りの特別授与が行われ、初穂料1000円でお祓いが受けれれます。
季節ごとに「藤の巫女神楽」「菊の巫女神楽」も行われるそう。訪れる際は、是非チェックしてみてくださいね。
そしてお土産に、境内では椿餅(つばいもちひ、つばきもち)を販売。平安時代に貴族の邸宅で大規模な蹴鞠の会が催された時にも振る舞われたそう。椿の葉で上下を挟んだ白い道明寺の餅の中に餡が入っています。また、城南宮の参道で限定販売する椿餅は、中心部に黄色の花心(おしべ・めしべの総称)をあしらって白玉椿に似せてあるのが特徴です。
この日は残念ながら売り切れ。花より団子の方は、午前中がオススメです!
<城南宮>
〒612-8459
京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
TEL.075-623-0846
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