紫陽花の名所、宇治の「三室戸寺のあじさい園」へ。
No. 106
去年よりも早い梅雨の入り。ちょっと憂鬱な季節ですが、道端で綺麗に咲く紫陽花に出会うと、雨もいいなぁと思ってしまいます。
本日は紫陽花の名所、宇治にあります「三室戸寺のあじさい園」へお出かけしましょう。

三室戸寺は、京都・祇園四条から京阪電車で約30分。宇治の一つ手前、三室戸駅から徒歩15分の所にあります。

この日は平日の午前中。山の入り口にある受付で入園料を払い、中へ進むと紫陽花のお出迎え。左右に並んだ紫陽花を見ながら、山を登って行きましょう。


山門をくぐると、右手に見えるのは「あじさい園」です!色とりどりの紫陽花が綺麗ですね。

なんと紫陽花は一万株。逸る気持ちをなんとか抑えて、まずは本堂にお参りしましょう。

本堂は結構な山の上にあるようです。登りきったら、ちょっと脚がプルプル、息が上がっていました。


三室戸寺は、西国観音霊場10番の札所で、本山修験宗の別格本山。約1200年前に創建されました。
御朱印帳の記帳のために50人以上の方が並んでいました。蓮の花が咲く、美しいお庭です。

「宇賀神」
耳をさわれば福がくる、髭を撫でると健康長寿、しっぽをさすれば金運がつく。笑い声が聞こえてきそうな、神様ですね!私も触らせて頂きました。

このお寺に来たら欲しかった、紫陽花の御守り。ピンク系とブルー系があり、私は爽やかなブルーの紫陽花をセレクト。さあ、山を降りながら、あじさい園へと参りましょう。

園内に入ると背丈がちょうど目線の高さ。山間の紫陽花に囲まれて、まるで桃源郷のようです。

この日は晴れていて、杉の木の間から見える青空がフォトジェニック。



50種の西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花等が咲き乱れる様に圧倒されて、思わずニコニコ、「綺麗〜!」と呟きながら写真を撮ってしまいました。




どの紫陽花も個性的で可愛らしく、ブーケのようで素敵ですね。見た事のない紫陽花が沢山。



園内に流れる小川を渡ると、花の茶屋があります。

紫陽花の美味しそうなスイーツも気になりつつ、ちょうどお昼時なのでおうどんをいただきました。木漏れ日の下、気持ち良い風の吹くお庭でいただくランチは最高!

帰りに「あじさい金平糖」を見つけちゃいました。お土産に買って帰ろうっと。
皆さんも一度、三室戸寺のあじさい園を訪れて見てはいかがでしょうか。心が優しい色合いでいっぱいになりますよ。
<ご案内>
西国第十番札所 明星山 三室戸寺
〒611-0013 京都府宇治市莵道滋賀谷21
TEL 0774-21-2067
あじさい園
期間:平成30年7月8日(日)まで
時間:8時30分から16時30分 (16時30分には下山)
拝観料:大人800円 小人400円