芸妓舞妓のよそおい展と京都・時代祭館十二十二へ。
No. 114
京都の夏の風物詩は「祇園祭」から始まり、「鴨川の床」や「五山の送り火」など盛り沢山。本日のお出かけは、京都初心者にピッタリな「芸妓舞妓のよそおい展」へお出かけしましょう。
東山・岡崎エリアに位置する京都最大級のイベント会場、京都市勧業館みやこめっせ。こちらの地下1階に「京都伝統産業ふれあい館」はあります。
現在開催中の「芸妓舞妓のよそおい展」は、芸妓舞妓の衣装、装飾品、髪型、花街文化を紹介。入場無料、英語の解説もあるのでどなたでも楽しめますよ。(〜9月30日まで)
こちらがふれあい館。花街の「芸妓」「舞妓」の装いは、歩く伝統工芸とも呼ばれ、頭からつま先まですべてが職人による逸品ばかり。どんな展示か楽しみです。
花街には欠かせない赤い提灯はとっても印象的。
入り口左手には大きな『目録』が。初めてみました。
『目録』とは、舞妓さんの店出しを祝うために、ひいき客や、芸妓、店舗からおくられるもの。鮮やかな色を使って鯛などめでたく華やかな絵が描かれます。
展示は撮影不可。しかし、記念撮影スポットを発見!京都の伝統産業の品々の紹介と、芸妓舞妓の名刺である「花名刺」が貼ってありました。
季節に合わせた簪(かんざし)や着物の数々。うちわや扇子、舞妓さんの高下駄「ぽっくり」も展示されていましたよ。
会場には職人さんによる実演も。この日は「京象嵌(きょうぞうがん)」を実演中でした。細かな装飾を根気よく続ける作業を見ていると、やはり手仕事の技は素晴らしい!と感動。
常設展の奥には「工芸品ガチャ」を発見!もちろんトライ。『京都宇治 昇苑くみひも』のチャームが出てきました。お店の紹介もあり、なるほど、素敵なガチャでした。
また、お隣にはミュージアムショップ「京紫苑」も。老舗が揃う他に類を見ないラインナップです。(わざわざお店を探して行ったのに…というレアな商品まで取り扱いがありました。穴場です)
さて、展示を見たら甘いものが食べたくなってきました。平安神宮の並びにオープンした「京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)」へ行って見ましょう。みやこめっせから徒歩5分です。
お土産物が目白押し。フードコートには酒場からジェラート、ラーメン、テイクアウトのコロッケ屋さんまで。それぞれミニサイズではありますが、種類が豊富です。
派手な朱色のコーナーを発見。「KYOTO BEAUTY 京都ビューティー」、お菓子屋さんぽくないネーミング。
近づいてみると、「京娘もち肌どら焼き」がメインの和菓子屋さんでした。
美味しそうなので、思わず「べっぴんパルフェ」を注文。フルーツが選べ、お肌に良いトッピングの中から「クコの実」をチョイス。
簪をさした舞妓さんの登場〜。可愛らしいですね。お味は甘さ控えめ。もち肌どら焼きは、しっとり吸い付くような食感です。
ペロリといただき大満足!したところで、「きょうの舞妓占い」が出てきました。
若いうちが花やてゆうけど
どの瞬間かて女は花どす。
幸運素材は、荏胡麻どす。
血流良うして頬染めて
たまには可愛らし見せる。
※荏胡麻(えごま)
今週末は芸妓舞妓さんの舞が楽しめるビアガーデンを予約したので、舞妓ウィークを楽しむことに致します。皆さんも京都へおこしやす〜。
<ご案内>
京都伝統産業ふれあい館
(京都市勧業館みやこめっせ)
〒606-8343
京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1
075-762-2630
京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)
〒 606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町 97-2
075-752-1022
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