京都三大祭の一つ、『時代祭』の舞台裏にフォーカス!
No. 132
葵祭、祇園祭とともに京都三大祭の一つとして知られる時代祭。本日は、時代祭の出発地、京都御所とその舞台裏をのぞきにお出かけしましょう。
良いお天気に恵まれ、秋本番!清々しい空気の中、京都御所に集まった人、人、人。有料観覧席が設けられ、座って観ることができます。
平安遷都から1100年目を記念して明治28年に、桓武天皇を祭神として平安神宮が造営され、10月22日より10月24日にわたって紀念祭が盛大に挙行されました。そして現在は毎年遷都の日にあたる10月22日に執り行っているそうです。
国内はもとより海外からの観覧者も多く、沿道を埋めつくします。交通規制が敷かれ、京都御所から終着点の平安神宮までの道のりは京都中の人々が時代祭を楽しむことができます。
山国隊が奏する笛、太鼓の音色を先頭に約2000名・約2キロにわたる行列。平安京の造営された延暦時代にさかのぼり、日本の歴史の縮図と言えるほど。
こちらは楠木正成です。初めての時代祭に、御所の中をウロウロ。場内アナウンスが流れ、どの時代の列が歩いているか説明してくれます。
主な列は以下の通り。たくさんありますね〜!
維新勤王隊列(明治維新時代)
維新志士列(明治維新時代)
徳川城使上洛列(江戸時代)
江戸時代婦人列(江戸時代)
豊公参朝列(安土・桃山時代)
織田公上洛列(安土・桃山時代)
室町幕府執政列(室町時代)
室町洛中風俗列(室町時代)
楠公上洛列(吉野時代)
中世婦人列(吉野時代)
城南やぶさめ列(鎌倉時代)
藤原公卿参朝列(藤原時代)
平安時代婦人列(藤原時代)
延暦武官行進列(延暦時代)
延暦文官参朝列(延暦時代)
さぁ、ここから舞台裏をご紹介いたしましょう。許可を得て撮影させていただきました。
まず、出発前の御所の中です。
大原女(おはらめ)。大原でとれた炭や薪を頭に載せて京都で売っていた女性のことです。
淀君発見!
静御前でしょうか。なんとお美しい。上七軒歌舞会の方々です。
ちょっとのんびり、皆さんそれぞれ待ち時間。
お馬さんも身支度を整えております。センリョウという名のお馬さん。いつもは乗馬クラブにいるのだそう。気性がおとなしく、私も撫でさせて頂きました。可愛いですね。
着物を着ていないと、逆におかしい感じがしますね。
延暦寺武官の皆さん。794年頃だそうです。
なんとなんと。色鮮やかな衣装の美しいこと。一度は着てみたくなりますね。
百済王明信(くだらのこにきしみょうしん)の皆さん。珍しいお衣装です。
藤原時代の童の辻本修麻くん。髪をセット中。専門の方がそれぞれの衣装、ヘアメイクをしなくてはいけないので、準備も大変そうです。
藤原公卿参朝列の随身。銅駝学区の皆さんです。このまま御所にいて欲しい!
城南やぶさめ列の青年達。持っているものは、きっと「的」ですね。
「馬に乗りたい〜。」
今日は無理かな、と言われている童さん。
記念撮影の撮影!?面白ショットです。舞台裏、いかがだったでしょうか。もちろん有料観覧席で凛々しい姿を写真に収めるのも良いですが、ちょっと時代祭を身近に感じていただけたら嬉しいです。
艶やかな衣装に美意識の高さを感じ、改めて日本は素晴らしい文化を持っているのだな、と再認識致しました。とっても素敵な時代祭。来年は是非、皆さんもおしゃれをして観に来て下さいね。
まずはご試着ください♪
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