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メインイメージ

新時代最初の参拝は、豊川稲荷東京別院へ。

No. 169

平成から令和へと時代が変わり、早2週間が経ちました。長いGWも明けて、日常が戻ってきたという方も多いのではないでしょうか。

新たな時代を健やかでしあわせに過ごせるよう、みなさんもぜひお寺や神社へ参拝に出かけませんか?今回わたしは、東京赤坂にある豊川稲荷東京別院へお参りに行ってきましたよ!

豊川稲荷

東京メトロ「赤坂見附駅」または「永田町駅」から歩いて約5分の場所にある豊川稲荷東京別院。鎮守・豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)が祀られている曹洞宗の寺院です。

「稲荷」と呼ばれているので、狐が祀られているのかと思いましたがそうではなく、豊川ダ枳尼眞天が稲穂を荷い白い狐に跨っていたことから、「豊川稲荷」という通称が広まったのだそうです。

境内

古くは今川義元・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・九鬼嘉隆・渡辺崋山など、歴史上の人物も豊川稲荷を信仰していたとのこと。由緒ある寺院は都心部にありながら厳かな雰囲気が漂っており、まさにパワースポットという印象です。

狐

この日は令和元年の初日ということもあり、たくさんの人が参拝に訪れていました。わたしも手水舎で手と口を清めてから、まずは本殿でお参りをします。

境内2

お参りを済ませて、おみくじを引いたあとは、本殿脇にある路地を進んでみることに。まず最初にたどり着いたのは、金銀財宝の融通が叶えられるという融通稲荷。

お願いをしたあとに黄色い小さな封筒に入った融通金を持ち帰り、常に財布の中に入れておくと、財宝を生む尊天様が必要に応じて融通してくださるとのこと。ちなみに融通金は、1年後くらいに礼金を附して奉納する習わしになっていますので、受け取った場合はお礼を忘れないようにしましょう。

融通稲荷

さらに進むと、清浄な白さが目を引く美しい奥の院があります。奥の院へとつづく参道の両側には、奉納された赤と白ののぼりが埋め尽くすように掲げられており、圧倒されるような眺めが印象的。

奥の院

そして、奥の院のとなりにあるのが三神殿。ご利益はそれぞれ異なり、中央が商売繁盛、右側が健康、左側が円満な対人関係だそうです。こぢんまりとしているのですが風格のある立派な建築で、大きな存在感を放っていました。参拝をする人もひっきりなしにやって来ます。

三神殿

迷路なような細い路地をさらに進むと、3段からなる霊狐塚が目に飛び込んできました。たくさんの霊狐が所狭しと並んでおり、一種独特な雰囲気を感じさせます。

狐2

さて、お参りを済ませたあとは、赤坂見附駅から駒場東大前駅へ移動して、以前から気になっていたBUNDAN Coffee & Beerへ。

カフェ

日本近代文学館の中にあるBUNDAN Coffee & Beerには約2万冊の書籍があり、どれも自由に閲覧可能。空間デザイナーが手がけたという重厚感あふれる落ち着いた店内で、ゆっくりと食事やドリンク、読書を楽しむことができます。

日本近代文学館は駒場公園内にあるため、周辺は緑に囲まれた静かな環境です。せっかくなので、テラス席に案内してもらいましたよ。

テラス

食事やドリンクは、すべて作家や小説のエピソードにちなんだもの。わたしは軽食の「シャーロック・ホームズのビールのスープとサーモンパイ」を注文してみました。

サーモンパイは、ふんわりソフトな口当たりのやさしいお味でした。そして、ビールの苦みとコクが食事のアクセントにもなるビールのスープ。どちらも美味しかったです。

時間帯によっては混み合っていますが、友人と静かに語りたいという方や、本を片手にのんびり過ごしたいという方にピッタリなスポットだと思います。

軽食

駒田公園内には旧前田家本邸洋館・和館があるので、カフェでくつろいだあとに見学してみるのもいいかもしれません。

旧前田家

今回は、歴史ある寺院と文学をテーマにしたおしゃれなカフェへお出かけしました。寺院やカフェでおだやかな時間を過ごしたあとは、にぎやかな街歩きをするのも楽しいですよ。みなさんもぜひおしゃれをして、お出かけしてみてくださいね!

<豊川稲荷東京別院>
東京都港区元赤坂1-4-7
03-3408-3414

<BUNDAN Coffee & Beer>
東京都目黒区駒場4-3-55(日本近代文学館内)
03-6407-0554

<旧前田家本邸和館>
東京都目黒区駒場4-3-55
03-3715-1111(目黒区役所)
開館時間:9:00~16:00
入館料:無料

※詳しくはお問い合わせください。

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