秋の彩。和カフェ「とらや」に行ってきました。
No. 24
秋晴れのポカポカ陽気に誘われて、どこかお出かけをしたい気分。そんな日は、友人をお誘いし、ちょっとおしゃれをして、素敵な和カフェ「虎屋菓寮 京都一条店」に行ってきました。
京都市上京区一条通、京都御所の西側にある「とらや 京都一条店」。そのまま西へ数軒入ったところに虎屋菓寮はあります。
虎屋は寛永5年(1628年)より前からお店を構え、こちらの場所は、永年にわたり御所の御用をお勤めになっていた場所。
この日は土曜日の15時。広い待ち合いを横目に暖簾をくぐりますと、タイミングよく、またずにお席に入ることができました。
エントランスでは、秋のお花がお出迎え。
店内は、庭の緑と天井の木彫が融合した、ゆったりとした空間です。
さてさて、建物も素敵ですが、やっぱりお菓子!メニューを見て、ページを行ったり来たり。
虎屋菓寮初来店の友人は、なかなか一つに絞りきれません。そんな時間も楽しみのひとつ。
オーダーの後の待ち時間は、もう一つのお楽しみ。ここでは、日本文化に関わる書籍約600冊を自由に閲覧することができます。
私たちの目に留まったのは、「月の名前」。美しい月の写真と日本人の感性豊かな月の名前の数々が一冊に。しばらく月の話題で持ちきりです。
さぁ、お楽しみの「栗あんみつ」です。和三盆蜜と黒蜜から選ぶことができます。私は和三盆蜜をセレクト。
栗きんとん、栗の甘露煮、栗の寒天が盛り付けられた一品。上品な甘さで、栗の舌触りと寒天、求肥の相性がたまりません!
さて、もう一つは、きんとん製「秋の彩」煎茶のセット。
「野山の木々が鮮やかに色づくさまを表しました。深まりゆく秋の風情が感じられるお菓子です」
お菓子の説明の小さな札が添えられる心配りが、とっても嬉しいですね。
和菓子は、移ろいゆく自然を表現するとても繊細なお菓子です。和菓子屋さんへ足を運んでみますと、10日から15日程で商品が変わります。その日しか作らない、1日限定の商品など珍しくありません。そんな日に出会うと、買わずにはいられません!
季節ごとに表情を変えるお庭を眺めながらのお席は、いつも満席。江戸時代からの蔵と稲荷社も。良質な雰囲気のテラスでゆったりとした時間を過ごす。贅沢な大人の休息です。
帰りぎわ、とらやオリジナルのお土産が目に止まってしまいました。可愛らしいディスプレイに、ちょっとお土産気分。
秋の空はまだまだ高く、お散歩日和。皆様もお気に入りのストールを纏って、ゆったりと和カフェはいかがでしょうか。素敵な時間をお過ごしください。
<お店のご案内>
虎屋菓寮 京都一条店
住所:京都市上京区一条通烏丸西入広橋殿町400
電話:075-441-3113
営業時間:10:00〜18:00(os17:30)
年内休業日:12月13日(火)
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