三谷幸喜作・演出「エノケソ一代記」と羽子板市ほかへ。
No. 34
2016年も残すところあとわずか。今年もたくさんのお芝居やコンサートに出掛けました。数えてみると1年間でざっと120本ほど。我ながらよくやりました。一期一会という言葉がありますが、生のステージも、その時一度きり、だから魅了されるのでしょうか。
というわけで、本年の見納めは世田谷パブリックシアターで行われていた三谷幸喜作・演出「エノケソ一代記」(11月27日~12月26日)です。
三谷幸喜といえば、今年のNHK大河ドラマ「真田丸」も面白かったですね。いままでの大河とはちょっと違う、三谷ならではの癖になるドラマでした。
そんな三谷幸喜の新作です。昭和の喜劇王エノケンの物語……と思いきや、よく見てください。エノケンではなく、エノケソ。そうなんです。昭和の喜劇王エノケンに憧れるあまり、偽物エノケソとして、舞台に立つ男の話です。
エノケソには市川猿之助、そして、彼とともに「エノケソ一座」を率いて全国各地をまわる妻・希代子に吉田羊、その仲間に浅野和之、春海四方。そして一人5役もこなす山中崇ら。そして、なんと、三谷幸喜も出演。エノケンと同時代に活躍した古川ロッパを演じています。
実に24年ぶりの舞台出演ということですが、ブランクもなんのその、実に楽しく舞台を飛び回っていました。役者・三谷幸喜もなかなかのものです。
今やドラマにCMに大活躍の吉田羊を見出したのが三谷さんというのは有名な話ですね。吉田羊は意外に歌もうまくてびっくり。楽しくてせつなくて、最後には泣けるお芝居でした。
この世田谷パブリックシアターは、三軒茶屋のランドマークともいうべくキャロットタワーの3階にあります。27階建てのオフィスビル最上階には、23時まで無料開放されている展望室があります。ここからの眺めは最高。特に夜景の美しさは一見の価値ありです。
また、別の日に、浅草へ行きましたら、浅草寺でちょうど「羽子板市」(12月17~19)をやっていました。
羽子板市は、江戸時代は「歳の市」と呼ばれていたそうです。毎年12月17・18日に正月用品や縁起物を売る店が境内に集まるのを「歳の市」と呼び、それらを毎年この市で求めることを吉例とした人々で賑わう江戸随一の市としてその名が知れ渡っていたそうです。
境内には数十件の露店が軒を連ね、なんとも華やかです。毎年ニュースでみる師走の風景ですね。
そして、昨年、12月にOPENした「まるごとにっぽん」へ。ちょうどこの日が開店1周年記念ということでとても賑わっていました。「見て・食べて・持ち帰れる」。ここには全国各地の隠れた名産品やグルメがたくさん。
2階の「茶寮 つぼ市製茶本舗」で甘味に舌鼓。ここは千利休のふるさと大阪・堺のお店とのこと。
「まるごとにっぽん」は、年末年始もお休みなく営業しているようですので、浅草の新名所へぜひお出かけください。全国の美味しいものが堪能できますよ。
“おしゃれに。FONTAINE”公式ブログ、新年1回目は、いつもよりいっぱいおしゃれをして、都内で行われるお正月イベントに行く予定です。
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