新緑を満喫!嵯峨野トロッコ列車と常寂光寺。
No. 54
新緑の美しい五月。
本日のお出かけは、嵯峨・嵐山の観光スポットの一つ、嵯峨野トロッコ列車へ!新録を満喫の常寂光寺とカフェで心も体もリフレッシュ!

嵯峨野トロッコ列車は、京都市右京区「トロッコ嵯峨駅」より「トロッコ亀岡駅」までの保津川沿いの渓谷を走ります。
その速度は約時速25キロ。ゆっくりと景色を見るにはちょうど良い速さです。
JR嵯峨嵐山駅のすぐ目の前にある「トロッコ嵯峨駅」から「トロッコ嵐山駅」、「トロッコ保津峡駅」を通り、終点の「トロッコ亀岡駅」まで片道7.3キロおよそ25分間、季節を堪能できる列車です。

桜の季節、紅葉の季節は予約でいっぱいの列車。チケットは全席指定です。(片道/大人620円)
窓ガラスのないオープン車両『ザ・リッチ号』(5号車)は、当日券のみの販売です。この日は帰りの列車が『ザ・リッチ号』を予約できました!せっかくですので、乗ってみたいですよね。

チケットを購入し、次の列車まであと40分。どこか喫茶店でも、と見つけたのが駅に隣接している「19世紀ホール」。
なんと実物のSLが展示され、その前が喫茶になっています。SLの大きさに圧倒!

コーヒーは、お土産に持ち帰りができる専用カップ。自動の生ピアノ演奏が流れるちょっぴり優雅なひと時を過ごしていると、あっという間にトロッコ列車の時間が近づいてきました。

列車が到着しました!なんとも言えないワクワク感。童心に戻ってしまいます。
トロッコとは、もともと荷物輸送用の小型貨車として、トラックや通常の列車が入れない場所にレールを敷いて走らせた箱型車両のことだそう。
ゴトゴトとゆっくり走る、素朴な貨車。そんなイメージにぴったりなのが、嵯峨野トロッコ列車です。

車内から見える保津川と新緑の景色。

保津川下りの船が見えます。

車掌さんのアナウンスを聞きながら、景色を楽しむひと時。向かいの席の女の子たちは、東京からの観光旅行中。帰りは保津川下りをするとのことで、川の速さを見ては、「どうしよう!」と不安がっていて、とっても楽しそうです。

亀岡駅に到着。保津川下りをしないでそのまま復路の列車に乗る私たちは、いよいよ『ザ・リッチ号』へ!(5号車へ移動)

みてください、この開放感!空も左右も緑。自然の中を満喫です。なんと足元も網で、下も見えちゃいます。

流れるもみじに初夏の風。あっという間に「トロッコ嵐山駅」へ。

珍しい女性の車掌さん!笑顔で写真に写ってくださいました。

終点一つ前の「トロッコ嵐山駅」で降りて向かう先は常寂光寺。駅から徒歩5〜10分の近さですが、広い敷地にもみじがたくさん。緑のビロードのような苔のグラデーションは必見です。

愛らしい、でもちょっと無愛想な受付猫さん。

息を呑む新緑の美しさ。


ランチを探しお寺を下って行くと、「さがの楓カフェ」を発見。ここはとっても静かで、人も少なく穴場です。

ランチセット、ピザとドリンク、デザート付きで1,300円。皆様には恒例のスイーツショットをお届けしますね。オープンテラスでいただくランチは最高!
皆さんも新緑を堪能しに、ちょっとオシャレをしてお出かけはいかがでしょうか。本日のプランはおすすめです。
<常寂光寺>
京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
075-861-0435
拝観料500円