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感性に心地よい刺激を与えてくれる、堂本印象美術館。

No. 102

 京都は修学旅行シーズン真っ只中。最近はタクシーで観光する中学生が多く、驚いてしまいました。
 本日は、人気の観光地「金閣寺」と「龍安寺」の間に建つ「京都府立 堂本印象美術館」へお出かけしましょう。

堂本印象美術館

 今年の3月にリニューアルオープンしたばかり。堂本印象の名作と美術館建築が共に楽しめる美術館という事で、楽しみにやって参りました。
 外観から、もう普通の美術館とは違う佇まい。異彩を放っていますね!

展示会

 6月10日まで開催しているのは、リニューアルオープン記念『創造への挑戦』です。
 堂本印象(1891〜1975)は京都の御所西に生まれ、京都市立美術工芸学校図案科を卒業、西陣の龍村平蔵の工房につとめ、京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)に入学。織物の図案を仕事としながら、絵画を学んでいった京都に所縁のある芸術家です。

柱

 この美術館は堂本印象自らが建てたもの。玄関ポーチ柱。黒い部分のタイトルは『爽快』、天井との間の白と金の部分は『卓越』。

取っ手

 そして正面玄関のガラス戸の取っ手、一つ一つにタイトルが付いています。

取っ手

清素

 玄関壁面装飾『清素』(部分)。

ステンドグラス

 美術館に入る前から印象の世界を楽しむことが出来る、ユニークな美術館です。
 玄関を入ってすぐにあるステンドグラス『蒐核(しゅうかく)』。この階段を上がるとロビー、展示室へと続きます。

パンフレット

 今回の展示は、一つの様式に安住することなく、常に新しい日本画を追求し続けた堂本印象の多彩な画業を紹介。
 最晩年に最高裁判所のために描いた長さ11メートルの巨大額絵「豊雲」も特別に展示しています。この展覧会の為に、東京の最高裁判所の大会議室から作品を一時的に借りてきているとのこと。額縁は印象の下絵を金物職人に発注し特別に作られたそうで、なかなか見応えがありました。

ショップ

 ミュージアムグッズは、カラフルな印象の絵をモチーフにした風呂敷やレターセット、手ぬぐいなど。ちょっとアートでおしゃれなものばかり。

ステンドグラス

 ロビーから見たステンドグラスも素敵ですね。

ドアデザイン

ドアデザイン

 館内にはたくさんのドアがあり、そのそれぞれに凝ったデザインがされています。

カフェ

 やっぱりお腹が空いたので、美術館のカフェを覗いちゃいましょう。

メニュー

Bバーガー

「藤野茶房」こちらはお豆腐屋さんが経営するカフェだそう。私はBバーガー『おとうふハンバーグ』のセットにしました。
 焼きたてのハンバーグに濃厚なトマトソースがたっぷり!小さめのバーガーなので、2個セットでも◎。

テラス

 テラスでもカフェが楽しめます。外も気持ちがいいですね。

ベンチ

 庭園にあるベンチ『憩い』。木漏れ日の中、印象の作品に座ってゆったり過ごす時間、贅沢ですね。
 印象自らが建てた美術館で、初期から晩年までの傑作が一堂に揃う貴重な機会。ぜひ皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

<ご案内>

京都府立 堂本印象美術館

京都市北区平野上柳町26-3

075-463-0007

一般500円

 

(開館時間、休館日など詳しくはお問い合わせ下さい)

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