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風薫る季節。小石川後楽園と神代植物公園へお出かけ。

No. 101

藤の花

藤の花

 友人からみごとな藤棚の写真が送られてきました。福岡県北九州市にある河内藤園。ここはCNNの「日本で最も美しい観光地31カ所」に選ばれた藤の花のトンネルだそうです。なんとも幻想的な景色!

後楽園

 藤の花があまりにも美しかったので、どこか近くで見られるところはないかと調べたところ、文京区にある「都立小石川後楽園」に藤棚があるというのがわかりました。
 ここは江戸時代、水戸徳川家の江戸屋敷内に造られた築山泉水回遊式の日本庭園で、国の特別史跡および特別名勝に指定されています。ちなみに関東で二重指定を受けているのはここ小石川後楽園と浜離宮の二つのみ。正門はこちらになりますが、通常は閉門されています。

後楽園

 目にも鮮やかな緑の下をくぐり抜け、西門へと向かいます。

西門

西門

 こちらが西門です。中に入ってみましょう。

花嫁

 和装の花嫁さんと花婿さんが撮影をしているところに遭遇。なんとも縁起がいいこと。どうぞお幸せに。

東京ドームホテル

 ここは「大泉水」。この庭園の中心的景観で、琵琶湖を表現した景色を造り出したもので、昔はここで舟遊びをしたそうです。
 遠くにそびえたつのは東京ドームホテル。このコントラストがいかにも都会の中の庭園という感じがしますね。

蓮

蓮

 蓮池にはモネの絵画でおなじみの睡蓮がちらほら。これからどんどん咲き始め、7月初旬から9月中頃までが見頃ということです。この先を抜ければ、いよいよ目的の藤棚へ。

藤棚

藤棚

 なんということでしょう! 藤棚に1つも花がありません。早すぎたのでしょうか…。
 あとで受付の人に伺ったところ、今年は暖かかったので例年よりも早く咲き始め、もう終わってしまったとのこと。そんなバナナ(驚!)

九八屋

 気を取り直して、園内を散策といたしましょう。昔話に出てきそうな懐かしい藁ぶき屋根の建物が…。ここは「九八屋(くはちや)」。江戸時代の風流な酒亭を模したものだそうです。「九八屋」という耳慣れない名前ですが、これは「酒を飲むに昼は九分夜は八分にすべし」と、酒飲みならず万事控えるを良しとする、という教訓によるものだそうです。昔の人はいいことを言いますね。肝に銘じます。

円月橋

 こちらは「円月橋」。半月を描き、水面に映る姿が満月のようにみえることからその名がついたそうです。残念ながら今は渡れませんが、いつまでも見ていたくなる景色です。

光圀

 梅の実がなっていたので近づいてみると、光圀とありました。光圀は梅を愛し、俳号を「梅里」としたとか。早咲きの白梅。黄門さまの名がついた梅の実は、どんな味がするのでしょうか。

白加賀

 こちらは「しろかが(白加賀)」。梅酒でおなじみですね。

菖蒲

 菖蒲もちらほら。見頃は6月上旬から中旬まで。660株の花菖蒲が一面に咲き乱れます。木道は雨の日は滑りやすいのでご注意を。

涵徳亭

 こちらは庭園内の涵徳亭(かんとくてい)です。予約制の集会場で、予約が入っていない部屋がある場合は、お休み処として営業し、お弁当や抹茶、甘味がいただけます(今年6月から12月までは利用停止)。

バラ

バラ

 日本庭園もいいですが、綺麗な花を見たくて、調布市深大寺にある神代植物公園へ。5月8日~31日まで「春のバラフェスタ」が開催されています。やはりバラは華やかですね。

ソフトクリーム

 こちらはバラのソフトクリーム。上品なバラの香りがふわっとしました。期間中は「バラマルシェ」が出店。ローズティやローズジャムなどの食品やバラグッズを販売していました。

八起

天ざる

 深大寺といえばお蕎麦が有名です。山門前の「八起(やおき)」で、「天ざる蕎麦」をいただきました。子どもの頃、池の鯉にお蕎麦を千切ってあげた思い出のお店です。美味しかった。

 花が咲き、緑も映えるこの時期、みなさんもおしゃれをしてお出かけしてみませんか。

 

小石川後楽園
・03-3811-3015(小石川後楽園サービスセンター)
・開園時間 9時~17時(入園は16時30分まで)
・休園日 年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)

 

神代植物公園
・042-483-2300(神代植物公園サービスセンター)
・開園時間 9時30分~17時 (入園は16時まで)
・休園日 毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌日)

※詳細は、お問い合せください。

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