お茶に源氏物語、そして京くみひも。宇治にお出かけ。

　紅葉シーズンが終わり、あっという間に年末気分。本日のお出かけは、京都から電車で30分、お茶で有名な宇治の街へ。

　宇治川がゆったりと流れ、山々の紅葉が美しい宇治。

　宇治橋のたもとには紫式部のモニュメントがあります。

　11世紀のはじめ頃に紫式部によって作られた「源氏物語」。全部で五十四帖からなる物語の最後の十帖が「宇治十帖」と呼ばれます。物語は実話ではありませんが、いつの頃からか、物語の舞台はここであってほしいという人々の思いによって、宇治川周辺には宇治十帖の古跡が作られたそうです。

　京阪・宇治駅前にある駿河屋さん。京都の友人オススメのお団子屋さんです。宇治に行ったら、ここのお団子を食べて！と言われてやって参りました。

　小さなお団子は抹茶の濃いお味。昔から変わらない、宇治の茶店お団子です。一本100円。（お土産に沢山詰まった箱入りを購入！）

　さて、お次は商店街へ。いろいろある宇治茶のお店の中から、本日は「お茶のかんばやし」さんへ。

　せっかくなので、煎茶と玉露の試飲をさせていただき、甘くて美味しい玉露を購入。お茶はとっても味が豊富。好みのお茶をゆっくりと探す時間は初めてでした。

　フランス人の店員ヤンさんオススメは大福茶。お正月用ですね！こちらのお店は宇治にしかないので、是非足を運んでみてくださいね。優しい店員さんから色々お茶の話を聞くことができますよ。（ネットでの販売もあり）

　さて、お次は平等院鳳凰堂へ。

　修学旅行以来の再訪でちょっとワクワクして来ました。

　紅葉に彩られた鳳凰堂は、息を飲むほどの美しさ。12月に入って少し紅葉も散りかけでしたが、人も少なく良い季節でした。

　1052年に創建され、一度も焼失していないそう。鳳凰堂の中に入り、本尊阿弥陀如来像を間近に拝むことができました（撮影は禁止）。池に映る景色に、心が和みます。

　宇治の街の商店街を一本それて歩いて入ると、素敵な建物を発見。「昇苑くみひも宇治本店」さんです。

　ショーウィンドウを覗いて入ると、店員さんが「どうぞ〜！」と声をかけてくださり、お邪魔することに。

　店内には組紐で作られた色とりどりの素敵な商品でいっぱいです。お店の方にお話しして、撮影させていただきました。

　着物の帯締めコーナー。

　クリスマスのツリーに見立て、キーホルダーが並んでいます。コロンと丸くて可愛いですね〜。

　私を招き入れて下さった小野綾子さん。おすすめは「正絹　太田巻キーホルダー」（972円税込）。私も一つお土産に買っちゃいました。

　こけしは一つ一つ手描きのお顔。好みのお顔を探して、連れて帰ってあげたくなりますね。

　正絹ストラップ。どの色も素敵ですね。
　こちらのお店では「くみひも手組体験」ができるそう。糸から紐になるまでの“組む”工程を体験。出来上がった紐は、職人さんが「ストラップ」「ブレスレット」「バッグチャーム」のいずれか2つに仕上げてくださり、お持ち帰りできます。次回は私も体験してみたいと思いました。

　そして今回、私一番のヒット「京くつひも」。フランスへのクリスマスプレゼントへ、京都らしいオリジナリティのあるものを探していたのです！色合いもシックでパリに合いそう。もちろん、自分用も購入しましたよ。

 

　皆さんも是非、ちょっとおしゃれをして宇治でお散歩いかがでしょうか。

 

＜ご案内＞

平等院鳳凰堂

〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116

 

宇治駿河屋

〒611-0021　京都府宇治市宇治東内16

TEL：0774-23-8191

定休日・不定休

 

お茶のかんばやし

〒611-0021 京都府宇治市宇治妙楽43

TEL：0774-22-2514

営業時間：9:00–18:00

定休日・年始・6月8日

 

昇苑くみひも宇治本店

京都府宇治市宇治妙楽146

TEL：0774-23-5510

営業時間： 10:00–17:00

定休日：なし(お盆と正月など特別休暇をいただく場合はあります)

 

（体験など、詳細はお問い合わせください）

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