尾道のオシャレ複合施設「ONOMICHI U2」を探訪
No. 159
JR尾道駅から徒歩約5分。尾道水道沿いにある、レトロな雰囲気を漂わせている「ONOMICHI U2(オノミチユーツー)」の建物は、もとは海運の荷解き用倉庫として使われていました。
建物のなかに一歩、足を踏み入れると、スタイリッシュな空間がどこまでも広がっています。その広さは約2000㎡!外観とのギャップに驚くはず。
「ONOMICHI U2」のテーマは“まちの中のちいさなまち” 。
オープン以来、このダイナミックでオシャレなスペースは話題となり、国内外の人々を集めています。小さな町が集結したかのような広い空間を巡ってみましょう。
「ジャイアントストア 尾道店」は自転車ブランド「ジャイアント」のお店。
自転車をレンタルすることも可能で、お店に並ぶオシャレなモデルの中から、お気に入りの1台を借りることも。また、自転車だけでなくウェアのレンタルサービスもあります。
このお店は愛媛県今治市にもあるので、しまなみ海道をサイクリングしたい場合は、今治店で借りて尾道店で返却(逆も可能)することもOK。ちなみに今治・尾道間は約70km。スポーツバイクでサイクリングにするには何ヶ所か登り坂がありますが、初心者でも時々休憩しながら時速20kmで走ると、5時間ぐらいで到達できるでしょう。
もちろん、尾道市街地の自転車レンタルも可能です(事前予約)。
「ブッチベーカリー」は地元尾道の食材を使用したパンも並ぶ、センスがキラリと光るパン屋さん。どのパンにも品質にこだわった粉と天然酵母「ルヴァン種」が使われています。スイーツ風のものからハードなタイプまで、どれも丁寧に作られているのを感じます。
この日は尾道名産のレモンをクリームに使った人気のパン「レモワッサン」も並んでいました。店名の「ぶっち」とは、広島弁で「とても」という意味の「ぶち」から、この名前がつけられたそうです。
ベーカリーの近くでは地元のグルメ商品を集めたコーナーを発見しました。
パッケージがオシャレなうえ、原材料にもこだわりがうかがいます。尾道のお土産をここで選ぶのもよいかもしれません。
ところで、皆さんは日本で一番レモンの生産量が多い地域をご存知でしょうか。
それは尾道がある広島県。尾道市瀬戸田町はレモンの収穫日本一を誇る、安心・安全なレモンの産地です。OMOMICHI U2にもレモンを使った商品が多く並び、レモンが身近な土地柄であることが感じられます。
気になった商品をご紹介しましょう。
調味料としても万能な「レモン塩」。
レモンの酸味が料理の味を引き立てるエッセンスになりそうですね。
広島県産レモンを使用した酎ハイ。
最近ブームの「レサワ」好きにはたまらないかも。
瀬戸内海で獲れた真鯛を使った、炊き込みご飯のもと。
手軽に鯛めしを味わえますね。
なお、「ONOMICHI U2」では宿泊も可能です。
「ホテル サイクル」は全国で初めて自転車に乗ったままチェックインできるロビーを擁したホテル。宿泊客は自転車を客室まで持ち込むことができます。この高感度なホテルはサイクリストだけでなく、観光客にも気になる存在。
U2の海辺に面したデッキに作られた「ヤードカフェ」。
ここでは、スムージーや地元で採れたミカンを使ったオレンジジュース、コーヒー、スープなどが楽しめます。見晴らしもよく、解放感があるこのカフェにいると、心がほどけていくよう。
目の前を行き交う船やデッキを散歩する人や犬たち、尾道水道を挟んだ対岸には造船所がつらなる向島が。そんな尾道ならではの風景も心を和ませてくれるはず。
ここは地元の人たちも愛するスポット。尾道の人たちとのふれあいの場になりそうです。
ONOMICHI U2にはメイン1品+サラダやパンの食べ放題+ドリンクのランチが人気のイタリアンレストランやバー、セレクトショップなども併設しています。尾道駅からのアクセスも良いので、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
〈ご案内〉
ONOMICHI U2
広島県尾道市西御所町5-11
0848-21-0550
http://www.onomichi-u2.com
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