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キツネ1

白笹稲荷神社の初午祭と、パワースポット東末社を体験

No. 209

春が待ち遠しい今日この頃。まだまだ寒い日が続きますが、時おり春の気配を感じるようになりました。とはいえ、新型ウイルスの被害が拡大するなど、日々の生活に不安を感じている人もいるかもしれません。

そんな時は、手洗いやうがいをこまめに行ったり、免疫力を高めるために規則正しい生活をしたりした上で、ぜひお出かけをして気分をリフレッシュさせましょう。今回わたしは、神奈川県秦野市にある「白笹稲荷神社(しらささいなりじんじゃ)」へ行ってきましたよ!

白笹稲荷神社

わたしが訪ねた2月9日は、商売繁盛・五穀豊穣を祈願するお祭り「初午祭」の開催日。神社までの通りや参道には多数の露店が建ち並んでおり、たくさんの人でにぎわっていました。

拝殿

白笹稲荷神社は、関東三大稲荷の一つにもなっているパワースポット。家内安全、仕事・商売繁盛、健康・病気治癒、厄除けなどのご利益があるようです。

また、神社のある秦野市の水は、環境省指定の「全国名水百選」にも選ばれており、境内には自然の湧水も。厳かで清浄な空気が満ちており、思わず深呼吸をしたくなる清々しさが感じられましたよ。

境内

風が吹くと、葉擦れの音がサラサラとざわめいて心地良く、まるで森の中にいるよう。せっかくなので、境内を散策してみましょう。こちらは「権兵衛稲荷」。キツネが4匹、こちらを見ています。

権兵衛稲荷

権兵衛稲荷の脇には、鳥居がたくさん並んでいました。明るい陽の光が降り注ぎ、なんだか幻想的な雰囲気です。

鳥居1

階段を下りると小さな鳥居があり、キツネが祀られていました。白いキツネと、キツネの好物である油揚げは露店でも販売されており、たくさんの人が訪れてお供えしていましたよ。

キツネ1

草木の精霊が祀られているという「東末社」。パワースポットとして独自の信仰を集めているそうで、この日もひっきりなしに参拝客が訪れていました。わたしもしっかりとお参りをさせていただきましたよ。

東末社

末社の脇にいるキツネ。キツネは神様ではなく神のお使いです。というのも、昔から、春になると「山の神」が里に降り、収穫が終わる秋まで「田の神」となって、稲の生育を見守っていたそうで、これらの神と同じ時期にキツネが姿を見せることから、「神使(しんし)」と考えられるようになったとのこと。

キツネ2

先ほどとは違う場所にも、鳥居が並んでいる場所がありました。神聖な雰囲気とおだやかで優しい空気が漂っています。

鳥居2

鳥居を抜けると、七福神の一つである「寿老人」が祀られていました。寿老人は、長寿・財宝・名誉・病気平癒を授けてくれる神様だそう。

ちなみに、「南はだの村七福神めぐり」の一つになっているので、ほかの七福神スポットもあわせて訪ねてみると縁起が良さそうですね。

寿老人

さて、白笹稲荷神社の初午祭を満喫した後は、バスで秦野駅へ移動して一休みです。わたしが選んだのは、小田急線「秦野駅」北口から徒歩約8分の場所にある喫茶店「Monterey(モントレー)」。雑誌などに取り上げられることが多く、人気のお店なので、この日も少し待ってから入店できました。

ハンバーグスパゲティー(780円)などの洋食がとてもおいしく評判のようですが、わたしはケーキとコーヒーのセット(630円)でティータイムを楽しみました。熱いコーヒーの苦みとチョコレートの甘さに癒されて、なんだかほっとした気持ちになりましたよ。リーズナブルなところもうれしいポイントです。

ティータイム

最後に、白笹稲荷神社までのアクセスは、小田急線「秦野駅」南口から徒歩約17分、タクシーで5分。北口からバスに乗る場合は、「白笹稲荷神社入口」で下車し徒歩約5分です。

また、秦野市には「名水はだの富士見の湯」「秦野天然温泉さざんか」など、日帰りで楽しめる温泉施設がたくさんあるので、参拝後に立ち寄ってみるのもおすすめ。みなさんもぜひパワースポットへお出かけして、元気をチャージしませんか?一足早く、春らしい明るいカラーを取り入れたおしゃれをするのも良さそうですね!

<白笹稲荷神社>
神奈川県秦野市今泉1089
0463-81-0256

<Monterey(モントレー)>
神奈川県秦野市栄町6-17
0463-81-3634
営業時間:11:00~20:00(ラストオーダー19:30)※ランチタイム11:00~15:00
定休日:水曜日

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