秋に出かけたい!湯河原の美術館とカフェと五所神社。
No. 232
2020年も早いもので、あっという間に9月がやってきました。過ごしやすい日が少しずつ増えて、ほっとしている方もいるのではないでしょうか。
今回わたしは、都内から日帰りできる観光地・湯河原へお出かけしてきましたよ。まず最初に向かったのは「町立湯河原美術館」。JR湯河原駅から、奥湯河原行き、または不動滝行きのバスに乗り「美術館前」で下車するとすぐの場所にあります。
レンガ造りの湯河原美術館は、現代日本画家の平松礼二のほか、竹内柄鳳、安井會太郎、伊東深水、三宅克己など、湯河原にゆかりのある画家の作品を展示。現在は「日本の美-富士四季彩」という企画展を開催していました(9月28日まで)。日本画で描かれた平松画伯の富士山は、情熱的なものや優しさを感じるもの、金箔を使用した華やかなものなどさまざまで、美しい存在感に圧倒されます。
展示室に隣接して設置された展望休憩室。広がる日本庭園を眺めながら、静かな時間を過ごせました。
企画展と常設展を楽しんだあとは、美術館併設のカフェ「and garden」で一休み。気候の良いこれからの季節は、テラス席でくつろぐのがおすすめですよ。
豆腐・ゆば専門店の「湯河原十二庵」がプロデュースしているというカフェは、豆乳スープのセットや、たっぷり野菜のがんもサンドなど、ヘルシーなメニューが充実していました。この日は午後に出かけたので、秘伝豆のソフトクリームとホットコーヒーを注文して、のんびりカフェタイム。さっぱりとした豆乳の味わいと優しい甘さが広がる、素朴でありながら贅沢なスイーツは、とても美味でした。
カフェからの景色。美しい日本庭園は、自由に散策できます。紅葉の時期に行くのも良さそうですね。
庭園内には、日本庭園の装飾のひとつである水琴窟がありました。ひしゃくに汲んだ水を水盤の上に注ぎ耳をすますと、不思議な音色が聞こえてくるとのこと。何度かやってみたのですが、たしかに、静かに響く音が聴こえたような気がしました。
湯河原駅行きのバスに乗り、今度は「五所神社前」で下車。長寿長命などにご利益があるとされる「五所神社」でお参りをします。
神社の見どころは、湯河原のパワースポットのひとつにもなっている「御神木」。樹齢約850年の楠で、幹の太さや背の高さに圧倒されます。ちなみに公式サイトによると、樹高36メートル、胸高周囲8.2メートルとのこと。どっしりと鎮座する木の幹に直接触れて、エネルギーをいただきましたよ。
境内には、七福神もいます。わたしが拝んだのは、恵比寿神と毘沙門天。
商売繁盛、除災招福、大漁守護、福利を招来する神である恵比寿神。見ているだけでも福がやって来そうな笑顔に引き込まれます。
毘沙門天は、財宝福徳、実行力と勇気、武道・スポーツ成就にご利益があるそうで、勇ましい雰囲気の神様でした。時間のある方は、七福神めぐりをするのも楽しそうですね。
ちなみに、今回購入したおみやげはこちら。湯河原美術館と文具メーカー・マルマンがコラボしたスケッチブックです。あざやかな黄色と青の組み合わせや、寄り添うウサギがかわいらしくて一目ぼれしてしまいました。ちなみに、このウサギは、竹内柄鳳の「宇佐幾」という作品。表紙のカラーは、白やピンクなど4~5種類ありました。次回は、スケッチブック持参でお出かけするのも楽しそうです。
今回は、都内からのアクセスも便利な湯河原へお出かけしました。1日かけてゆっくりしたいなら、日帰りの温泉やグルメを堪能するのもおすすめです。秋の装いでおしゃれをして、みなさんもぜひ、夏の疲れを癒しにお出かけしてみませんか。マスク着用や手洗いなどのコロナ対策も忘れずに行なってくださいね!
<町立湯河原美術館>
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上623-1
0465-63-7788
開館時間:9:00~16:30(最終受け付け16:00)
入館料:大人600円、小・中学生300円
定休日:水曜日(祝日の場合は開館)、12月28~31日
<Museum café「and garden」>
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上623-1 町立湯河原美術館
0465-63-8686
営業時間:10:00~16:30(ラストオーダー16:00)
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)、美術館の休館日
<五所神社>
神奈川県足柄下郡湯河原町宮下359-1
0465-62-5869
※詳しい営業情報はお問い合わせください。
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