女性の強力な味方! 京都の「市比賣神社」へ
No. 233
京都には国内外の人が訪れる有名な神社から地元の人たちが大切に守っている小さな神社まで、たくさんの神社が存在します。
そのなかでも「女人守護」を掲げ、全国でも珍しい女性を守る神社が「市比賣(いちひめ)神社」。女性を守っていただけるなんて、素敵すぎます。女性なら一度、参拝したいと思いませんか?
そんなわけで、今回は女性の強力な味方である市比賣神社にお出かけしました。
京都駅から徒歩約15分。
神社があるのはビルとビルの間にあるマンションの1階でした。ちょっと意外ですね(*^^*)
しかし、この神社の歴史は古く、795年に京都の市場の守護神として創建。1591年に現在の場所に移されたそうです。
ご祭神は海の神様・多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)、水の神様・市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)、川の神様・多岐都比賣命(たぎつひめのみこと)、農耕の神様・神大市比賣命(かみおおいちひめのみこと)、縁結びの神様・下光比賣命(したてるひめのみこと)の5柱です。良縁をはじめ、子授けや安産など、女性の崇敬を集めています。
とはいえ、神社の方にお話をうかがったら、カップルで参拝される方も多いそうです。
神社を通りから見ると、その外観は街中のマンションの中庭の一角を思わせます。が、境内に足を踏み入れると、さっきまでの街中の喧騒が消え、静謐な空気が漂っているのを感じます。
まずは「瀞(すがすがしい)」の文字が彫られた小さな手水舎で手と口を清めます。
こぢんまりとした境内に参拝者の数もまばらだったからでしょうか、清めの所作がゆったりとでき、心が静まっていくのを感じました。これは女神様のご加護でしょうか。
神社の本殿は北向きに建てられています。この向きは神社建築では珍しく、これは皇室を南方面から守る意図から設計されたとか。
こちらは赤ん坊を抱いた女神が描かれた絵馬。
なかなかカラフルな色使いで、すぐに心を掴まれました。
絵馬がびっしりとかかった掛所の近くには御神水「天之真名井(あめのまない)」が湧き出ています。このお水は歴代天皇の産湯に使われたという言い伝えもあるほど。長く京都の地を守ってきた神社の由緒を感じますね。
「天之真名井」の上には赤と白の玉が所狭しと置いてあるのが見えました。
なんだろう?と近づくと、1つ1つがお人形でした!
さきほどの絵馬といい、女性の心をつかむような可愛らしさですね。
これは「姫みくじ」といいます。
姫みくじは胴体の下から紐が出ており、引っぱるとおみくじが出てくる仕掛けになっていますよ。お人形の胴体に願いごとを書き「天之真名井」に奉納することもできるし、持ち帰ることもできます。
社務所では女心をときめかせる絵馬や姫みくじのほか、清めることで運が上がるといわれるトイレのお守り「おとう鈴」などを購入することができますよ。
市比賣神社を参拝した後は四条烏丸へ向かいました。お目当てはラクエ地階にある「アローツリー カラスマ」です。
ここは西宮で60年続く青果卸問屋さんがプロデュースするお店で、フルーツを購入できるほか、カフェスペースではフルーツを主役にしたケーキやタルトが楽しめます。
そういえば、市比賣神社は市場の守護神でもありましたね。フルーツが世界の産地から届く市場や、このお店に運ばれてきたフルーツケーキがありがたく思えて、手をあわせてしまいました。
季節のフルーツをたっぷり使ったボリュームのあるケーキは女性の心をくすぐりますね。
この日も大きくカットされたバナナ、キウィフルーツ、バナナ、イチゴがドーンとのったショートケーキがお目見え。運ばれてきた途端、ワクワクと幸せな気分になりました。
女性守護の神社を参拝した後はこころとおなかをハッピーにさせるケーキでひと休み。とても幸せな時間を過ごせました。京都へ行ったら、またこのコースを巡りたいと思います\(^o^)/
<ご案内>
市比賣神社
京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
TEL 075-361-2775
https://www.ichihime.net/
アローツリーカラスマ
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町101 ラクエ四条烏丸B1
TEL 075-255-7212
https://www.arrow-tree.com/
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