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ポーラ美術館

森の中にたたずむポーラ美術館で、癒しのひと時を。

No. 240

早いもので、2020年も残り約2ヶ月。秋も深まり冬が目の前まで迫ってきましたが、秋といえば「芸術の秋」ですよね。本格的な寒さがやってくる前に、おしゃれをして美術館へお出かけしませんか。今回わたしは、箱根の仙石原にある「ポーラ美術館」へ行ってきましたよ。

ポーラ美術館

ポーラ美術館へのアクセスは、箱根登山鉄道「強羅駅」から施設めぐりバス「湿生花園」行きに乗車して約13分、都内からなら、新幹線を利用して1時間半~2時間程度で到着します。駐車場もありますよ。

ポーラ美術館は、ルノワールなどの西洋絵画のほか、ガラス工芸や化粧道具などを幅広く収蔵した美術館。ガラス張りで吹き抜けの建物は、日の光が差し込み明るく開放感があり、透明感あふれる雰囲気が漂っています。

チラシ

現在開催中の企画展は、「モネとマティス もうひとつの楽園」(会期は11月3日まで)。ちなみに、11月14日からは「Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年」という企画展が始まるようです。
モネ

撮影OKの展示室内のパネル。睡蓮の絵が有名なモネは、理想の庭を造り上げ、そこで制作活動を行なっていたのだそう。

マティス

こちらも撮影OKのパネル。対するマティスは、カラフルなテキスタイルや調度品を使って室内を飾り、女性をモデルにして絵を描きました。

どちらの絵を見ても感じたのは、とても癒されるということ。作家にとって居心地の良い場所で制作されたことや、自然・女性などがモチーフになっていることが理由かなと思いました。

さて、美しい絵画を満喫したあとは、併設のカフェ「TUNE CAFÉ」で一休み。白が基調の明るく広々としたスペースからは、緑豊かな外の景色を一望できて、とても気持ちが良いです。

カフェ

わたしが注文したのは、「ハムとベーコンのホットサンド」。ベーコンはダイスカットで食べごたえがあります。モネの睡蓮の絵が入ったコーヒーカップが、おしゃれで素敵でした。ケーキの種類も豊富なので、のんびりとお茶をしたい方にぴったりです。食事を楽しみたい方にはレストランもありますよ。

最後に、ミュージアムショップでおみやげを購入。さくっとした食感の食べる飴「有平糖」と美術館のコラボ商品です。フレーバーは数種類ありましたが、神奈川県の柑橘「湘南ゴールド」を選んでみました。

おみやげ

美術館には「森の遊歩道」があり、四季折々の箱根の自然を楽しむことができます。全長は約1キロ、散策所要時間は約40分とのこと。開放時間は、9:00~16:30(12月~3月は9:00~16:00)です。時間が迫っていたので、短いコースで散策してみることに。

遊歩道1

遊歩道には彫刻作品が点在しているので、それらを探しながら歩くのも楽しそうです。ちなみに下の彫刻は、美術館の入口近くにある「坂東優《雪の子Ⅰ》」という作品。なんだかかわいいです。

作品1

こちらは遊歩道内にある「佐藤忠《Untitled #68》《Untitled #69》《Untitled #70》」。彫刻は遊歩道内にもっとたくさんあるので、訪れた方はぜひ見つけてみてください。

作品2

箱根の秋はすでにかなり深まっていましたが、愛らしい花が咲いていました。うすい紫色の花びらと、中心の黄色とのコントラストが可憐な花は、たぶん野菊だと思われます。

花

紅葉はまだでしたが、緑のグラデーションが美しい木々に囲まれ、思わず深呼吸。すがすがしい空気を体いっぱいに吸い込んで、リフレッシュできます。虫や鳥の鳴き声にも癒されました。季節によって、さまざまな景色を楽しめそうですね。

遊歩道2

今回は、ゆっくりとポーラ美術館を満喫しましたが、箱根には美術館がたくさんあるので、美術館めぐりをするのもおすすめ。温泉やグルメも堪能すれば、最高の1日になりそうですね。

豊かな自然が魅力の箱根ですが、観光地なので人出が多く、美術館も時間帯などによっては、それなりに混雑していました。お出かけの際は、おしゃれだけでなく、マスク着用や手洗いなどのウイルス対策も忘れずに行いましょう。

<ポーラ美術館>
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
0460-84-2111
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:無休(臨時休館あり)
入館料:1800円(大人)、1600円(65歳以上)、1300円(大学・高校生)、中学生以下無料

※詳しい営業情報は、お問い合わせください。

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