箱根彫刻の森美術館でアートに浸る
No. 302
2022年が始まりました。まだまだ大きな変化の中にある現在ですが、今年も心身ともにすこやかに過ごしていきたいですね。すがすがしい気持ちになってリフレッシュするには自然の中に身を置くことが一番。そこで今回わたしは、箱根にある「彫刻の森美術館」へ行ってきました。
同館までのアクセスは、箱根登山鉄道「彫刻の森駅」を下車して徒歩約2分。箱根湯本駅と小田原駅からバスで行くこともできます。都心からの所要時間は、2時間~2時間半ほどです。
チケットを提示すれば当日の再入場が可能なので、周辺の施設も回ったりと一日かけて楽しめます。同館は広大な敷地に作品が展示してある野外美術館。冬に訪ねる場合は暖かい格好がおすすめです。
どこまでも広がる青空と山々に囲まれ、思わず深呼吸をしてしまう気持ち良さ。肩の力が自然と抜けていくようです。上の写真は、岡本太郎の《樹人》という作品。入口のそばにあります。
こちらは、カール・ミレス《人とペガサス》。まるで青空を飛んでいるようです。
とても壮大な彫刻。そばを歩く人と比べると、大きさがよくわかります。
カラフルなこちらは体験型の作品とのこと。子どもが喜びそうですね。
通り沿いにも作品が展示してあったり、球体が浮いていたりとアートな雰囲気が漂っています。
色味の少ない彫刻が多い中で目立っていたこちらは、ニキ・ド・サン・ファールの《ミス・ブラック・パワー》という作品。インパクトのある力強さが感じられました。
高さ18メートルの《幸せをよぶシンフォニー彫刻》は、ステンドグラスの塔の上に上ることもできるみたいですよ。
敷地内にあるピカソ館では、絵画だけでなく陶芸や彫刻など幅広い作品が展示されています。個人的には、陶芸の愛らしさが特に印象的でした。
「星の庭」と名付けられた星型の大きな迷路。子どもたちが楽しそうに駆け回っていましたよ。
詩人としても有名な彫刻家・高村光太郎の作品もありました。
幻想的な白い彫刻は、ジュリアーノ・ヴァンジ《偉大なる物語》という作品だそうです。不安げな表情で祈っているように見える人物が妙に気になります。
背後に広がる山並みとのコントラストが美しく目を奪われた作品は、ヘンリー・ムーア《横たわる像:アーチ状の足》です。
敷地内にはカフェやレストラン、ショップなどのほか温泉の足湯もあります。わたしは「彫刻の森ダイニング」というレストランでランチをいただきました。広々とした店内から箱根の山々を一望できる最高のロケーションで、ゆったりと食事やドリンクを楽しめます。
今回は、広大な敷地を散策しながらアートを楽しめる「彫刻の森美術館」をご紹介しましたが、いかがでしたか。室内でゆっくり観賞できる本館ギャラリーもあり、アート好きにはたまらないスペースだと思います。
ほかにも、子どもが遊べる「ネットの森」という体験型の大きな作品や、持ち込みの飲食ができる休憩スペースもあるので、小さな子どもと一緒に訪ねるのもおすすめです。みなさんもぜひ、おしゃれをしてお出かけしてみてください。
<彫刻の森美術館>
神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
0460-82-1161(レストラン・ショップ0460-82-1141)
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
定休日:無休
入館料:一般1600円、大学生・高校生1200円、中学生・小学生800円
※営業時間などの詳しい情報は、お問い合わせください。
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