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メインイメージ

羽根木公園の梅とミシュラン星付き中華で開運散歩

No. 309

2月から3月にかけて見頃を迎える梅。
東京近郊では以前紹介した「大倉山記念館」の近くの梅林も有名ですが、世田谷区にある「羽根木公園」も梅の名所として知られています。

今回は小田急線「梅ヶ丘」駅北口から歩いてすぐの羽根木公園の梅見とミシュランの星付き中華のランチを楽しむという「開運散歩」に出かけましょう。

公園の入り口からこぢんまりとした丘陵が続く羽根木公園。
公園入口付近の階段

梅の木は斜面を覆うように植えられ、その数は約700本、約60品種といいます。
梅ヶ丘の駅名もこの梅林に由来し、毎年2月中旬頃には「せたがや梅祭り」が開催されますが、2022年は昨年に引き続き、コロナ禍の影響で中止になりました。
しかし、梅見の時期は散歩をしたり、梅の花の写真を撮影する人なども多く、なかなかのにぎわいです。
園内の風景

羽根木公園の梅林は早咲き、中咲き、遅咲きのものがあり、それぞれ満開の時期が異なります。2月中旬の寒風の中、公園を散策していると見頃をこれから迎える梅もあり、桜と違って長い期間楽しめるのが梅の魅力だと思いました。
梅の花

梅の木にはそれぞれ品種の札が付けられています。
梅の品種札

また園内では梅の時期を迎えると名物「梅大福」が販売されます。
白あんに苦味と甘みのバランスが絶妙な煮梅がはさまれ、おいしくいただきましたよ。

ここは園内にある「プレーパーク」。ヨーロッパで生まれたプレーパークを日本で最初に作ったのが、この羽根木公園。子どもも火を使って遊べる空間やブランコ、すべり台などが配され、子どももおとなも楽しめる空間が広がっていますよ。
プレーパーク

さて、羽根木公園を後にしてランチに向かったのは、梅ヶ丘の商店街にある広東料理店「瑞雪」。ビルの2階にあり、目立つ看板をだしていないので、初めて行く人はちょっとわかりにくいかも。実はこのお店、ミシュランガイド東京で1つ星を獲得している実力店なのです。
瑞雪看板

人気店なので週末のお昼時は待つのを覚悟で行きましたが、タイミングよく席が空いていました!
それほど大きくないお店には靴を脱いで上がります。中国風の置物がお出迎え。
置物

この日は料理3品から2品を選べる、お料理セット(1650円)を注文しました。
選んだのはお店の看板料理「瑞雪特製海老のせ もっちり豆腐」と「鶏肉の唐揚げ(油淋鶏)」。

大きなエビがたっぷりのった瑞雪特製のお豆腐をすくう段階から、モッチモチ感が伝わってきます。
もっちり豆腐

お店の人に材料を尋ねたら「お豆腐だけです」とのこと。私の舌には山芋などのネバネバ系の芋を練り上げてペーストにし、蒸してある?という感じがしました。一度食べたらやみつきになりそうな食感のお豆腐の上にはトロトロの餡がかかっています。弾力性のあるモチモチのお豆腐、濃厚な餡、エビが渾然一体となり、ご飯を進ませます。辛みが欲しいときはチリソースをかけて。初体験のお味に感動しましたよ。

見た目が美しい油淋鶏は丁寧に作られているのを感じます。
油淋鶏

鶏肉にトッピングされているピンク色のものは紅大根の千切り。酸味のあるソースとともにいただき、こちらも胃袋を幸せに満たす味わいです。

さて、梅は寒い風の吹く季節に花をつけることから、強く縁起の良い花木とされてきました。松竹とともに「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」の1つとして知られていますね。また、瑞雪とは中国語で「幸せをもたらす雪」という意味。瑞雪は古くから豊作の前兆といわれます。
梅の木

羽根木公園の梅で感性を膨らませ、縁起の良い店名のミシュランの星付きレストランで絶品を食す。あくまで個人的な開運散歩ですが、機会がありましたら皆さんもいかがですか。

<ご案内>
羽根木公園
東京都世田谷区代田4-38-52

瑞雪
東京都世田谷区梅丘1-20-13 第六日向ビル2F
050-5486-5337
https://zuisetsu.gorp.jp

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