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インド菓子がズラリ!「トウキョウ ミタイワラ」

No. 411

以前、「東京のリトルインディア」といわれる西葛西のインド料理店で提供されるプレーンドーサについて書いたことがあります。

西葛西には本場さながらのインド料理店やインド人ご用達の食料品店が点在しますが、今回紹介する「Tokyo Mithai Wala(トウキョウ ミタイワラ)」は東京では希少なインド菓子専門店。
外観

私のPCではミタイワラとタイピングすると、見たい(笑)となるのですが、店名はインドのお祝いごとに欠かせないお菓子を「ミタイ」、「ワラ」は「~屋」「~職人」という意味から成り立っています。

インド人の友人から「西葛西に行ったら、カレーの後にミタイワラのお菓子を食べてね。美味しいから!」とすすめられ、JR西葛西駅近くのお店へ。

かねてから聞いていたお店に足を踏み入れるとびっくり!
黄金色に輝くガネーシャ像が目に入らなければ、フランス生まれのスイーツブティックといわれても疑わない、洗練されている店内なのです。
内観
カレーやナンなどのインド料理はすでに日本の食文化に溶けこんでいますが、インドの生菓子はあまり食べる機会がないように思います。
30個以上のお菓子を集めたショーケースには「モティチュール ラドゥ」とか「グラブジャムン」など、おまじないのような名前の生菓子が秩序よく並んでいます。
ショーケース

見たことも聞いたこともほとんどない珍しいインド菓子の世界。
まんまるやひし形、四角いもの、シロップに浮かんでいる楕円形のお菓子もあります。
お菓子のベースとなっているのは、ひよこ豆粉やカシューナッツ粉、乳製品など。もちろんビビッとくる直感で選んでもよいのですが、お店の人に材料や作り方、味などを相談することもできます。

お店の人気ナンバーワンと書かれている看板菓子「モティチュール ラドゥ」
はインドの映画やドラマでよく見かける、いかにもインド代表といわんばかりの黄色が鮮やかなゴルフボール状のお菓子。
材料はひよこ豆粉とギー(バターオイル)、砂糖。それらを混ぜてボール状に固めています。こちら、ホロリとした食感なのだとか。

1階のショーケースの生菓子は2階のカフェで食べることもできますよ。
カフェ

カフェは1階の高級感ある雰囲気とは異なり、パステルカラーのテーブルとイスがオシャレな学生食堂のようで、親しみやすい空間。メニューを書いた黒板がポップでかわいいのです。

窓際の席に座ると、西葛西駅を通るJRの電車が見えます。
窓際より
私が選んだのはバラの花を模した「ローズ パーキザ」。
ショーケースでひしめくミタイのなかで一番のビジュアル系がこちらでした。和菓子の練り切りに似ていますね。
ローズ パーキザ

ローズ パーキザの生地には牛乳を煮つめて作る自家製カッテージチーズが用いられ、ローズウォーターやカルダモンで香り付けされています。

せっかくなので半分にカットした写真も。
半分にカット

濃厚な甘みが、お砂糖少なめのチャイに合います。
お店のチャイは壺で出され、インド気分に浸れました。

ちなみに2階のカフェではプーリやサモサ、ドーサといったインドの軽食系メニューも揃っています。
この日、常連さんと思しき女性グループがインドの軽食とともにおしゃべりを楽しんでいましたよ。

さて、インド人の友人から「お土産にぜひ」とおすすめされたのは「バルフィ」。
ショーケースのバルフィ

これは牛乳を煮詰めて固めたしっとり系ミタイで、口に入れるとミルキーな風味が立ち上ります。私にとっては半分食べるだけでもう甘いものは当分結構・・・となる強い甘みでしたが、インド人にとってはこの甘みじゃないと、インド菓子ではないそう。ミタイワラのミルキーなバルフィにはプレーンやチョコレート、ナッツ入りなど、バリエーションが揃っていました。

日本ではなかなか食べる機会が少ないインドの生菓子。
西葛西を訪れる機会があれば、カレーを食べた後に、こちらのお店で体験されてはいかがでしょう。
テイクアウトも可能ですが、ぜひリトルインディアで楽しんでいただきたいと思います。
ガネーシャ像
<ご案内>
Tokyo Mithai Wala(トウキョウ ミタイワラ)
東京都江戸川区西葛西6-8-5
03-6808-0777
https://tokyomithaiwala.jp/

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