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バインミーとスムージー、散策を楽しむハノイの朝活

No. 432

ベトナム・ハノイで美味しいバインミーといえば、おそらくすぐに名前が上がるのが「バインミー25」。
旧市街のハンカー通りというにぎやかな通り沿いにあります。
外観
ハノイでの朝活、そして人気店ゆえ混雑を避けるために、私と友人は開店してすぐに訪問。お店のオープンは午前7時ですが、すでにテラス席には数人がテーブルに座っていました。見渡したところ、ほとんどが欧米人でした。

この店のシグネチャーメニューは「ミックスバインミー」。
パテをはじめ、ハムやグリルしたお肉、なますなど、具材がたっぷり詰まった“全部入り”の一品です。
バインミー

外はカリッと焼き上げられたバゲットは歯ごたえを残しつつ、中はふんわり軽く、まるで空気を抱き込んでいるかのよう。かじるたびに、パクチーの香りと甘じょっぱいソース、ジューシーな具材の味が口の中に広がって、何度でも食べたくなる味わい。
バインミーはフランスとベトナム、それぞれの食文化を美味しく融合させた食べものだなと感じます。

そしてもう1つ、この店でぜひ味わいたいのがシントー(スムージー)。
スムージー

写真はアボカドのシントーですが、南国の太陽をたっぷり浴びたフルーツ(ベトナム人にとって、アボカドはフルーツなのだそう)の自然な味わいを活かして作られていて、驚くほどフレッシュ。
しかも、使われているストローはなんと塩を材料にした環境にやさしいもの。エコへの配慮が感じられます。

また、カフェ風の店内には、ゆったりくつろげるテーブル席に加え、窓際や壁際にカウンター席も設けられています。
店内

1人でも気兼ねなく利用できる空間づくりがされているのは、一人旅の人にとってもうれしいポイントに思います。

この日、観光でハノイを訪れているという日本人女性に出会いました。
ネットでこのお店を知ったそうで、「美味しかったですね」と笑顔を見せてくれました。
店内2
ところで、バインミーのお店はハノイよりもホーチミンの方が多いように感じました。
一説によると、ホーチミンはフランスパン文化が早くから根づき、そのため屋台から専門店まで、バインミーを扱うお店の数が増えたのだとか。
ホーチミンの繁華な街中にはいたるところでバインミーが買えますが、ハノイ旧市街ではそんなことはなく、だからこそバインミー25のようなお店が重宝されるのでしょうね。

正直にいえば、ハノイでバインミーを味わうならこのお店でなければいけない…というわけではありません。
けれど、バインミーとスムージーで80,000ドン(約452円、2025年4月現在)という手頃な価格で、美味しいものを楽しめることを考えると、選んで間違いのない一軒だと思います。

バインミーの朝食後、腹ごなしに散歩に訪れたのはハノイの中心部に広がるホアンキエム湖。
湖

湖の中に立つのは水面に凛と佇む亀の塔(タップルア塔)。伝説が息づくこの建造物は、静けさの中にどこか神秘的な雰囲気を湛えています。
この湖のちょうど反対側には多くの人で賑わう「タンロン水上人形劇場」があります。
湖の遊歩道
湖の外周に設けられた遊歩道はハノイの人々の憩いの場で、朝夕には湖のまわりを散歩する人々の姿が見られ、それぞれが思い思いの時間を過ごしています。
ベンチのある遊歩道

ところどころに設けられたベンチでは読書をしたり、スマホをいじったり、友人と語らう人の姿が見られます。

ホアンキエム湖からハノイ歌劇場方面へ向かってチャンティエン通りを歩いていると、道端に出されたショーケースが目に留まりました。なかをのぞきこむと、そこには色とりどりのアイスクリームがぎっしり。女性がにこやかに立ち、何種類ものフレーバーを丁寧に並べています。
アイスクリームショーケース

ショーケースのなか
実はこのチャンティエン通りには、老舗の有名なアイスクリーム店もありますが、今回はあえてこの屋台で買ってみることに。素朴な見た目に反して、どのフレーバーも素材の味がしっかり感じられ、とても美味しかったです。
アイスクリーム

ローカルの空気を感じながら食べるアイスは、ちょっとした冒険気分も味わえました。

ハノイを訪れたら出来立ての朝食を楽しみ、湖周辺の散策といった朝活はいかがでしょうか。
イメージ
<ご案内>
バインミー25
ベトナム25 Hang Ca Street, Hoan Kiem District, Hanoi 10000
(+84) 977668895

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