ファッションウィッグのフォンテーヌが
運営する、見るだけでも楽しい
おしゃれなお出かけ情報をお届け♪

ファッションウィッグのフォンテーヌが運営する、
見るだけでも楽しいおしゃれなお出かけ情報をお届け♪

アイキャッチ

バンコクの祈りと施しの空間。「グルドワラ」を体験!

No. 462

タイの首都・バンコクにはそこだけ別の国に迷い込んだような場所がいくつかあります。
チャオプラヤー川に近い、パフラット地区に広がるインド人街がそのひとつです。

色とりどりの布地を積み上げた生地屋、スパイスの香りが路地に満ちた食料品店、サリーをまとった女性たちが行き交う市場。高層ビルが建ち並ぶ都会の顔をもつバンコクの喧騒とは異なる、ひとつの生活圏がここに広がっています。 
パフラットイメージ

その一角に、金色の玉ねぎを3つくっつけたような白亜の建物がそびえています。「グルドワラ」というシク教の礼拝所です。
正式名称は「Gurdwara Siri Guru Singh Sabha(グルドワラ シリ グル シンガー サバ)」。シーク教徒のインド人の知人に「一緒に行かない?」と誘われなければ、自分では足を踏み入れることがなかった場所かもしれません。
外観

15世紀にインドで生まれたシク教は、一神教でありながら、すべての人間を平等に置く宗教です。カースト制度を否定し、いかなる民族も宗教も分け隔てなく受け入れるその精神は、グルドワラのあり方にも現れています。
エントランス

建物のなかに足を踏み入れると靴を脱ぎ、白大理石と金の装飾に包まれた荘厳な空間へと進みます。この色鮮やかなバッグはインドに送る物資を入れるものだとか。礼拝に訪れた人が持ってきた衣服や布地をボランティアの方たちが仕分けされている最中でした。
ボランティア

礼拝堂では男女で区域が分かれており、それぞれが経典(グラント・サーヒブ)に向かって静かに祈りを捧げています。神聖な空気が漂い、敬虔なシク教の方々に混じり、私も片隅に座らせてもらい、祈りの場を体験しました。 
礼拝堂

グルドワラを訪れて最も驚かされたのは、「ランガル」と呼ばれる無料の食事提供の場。こちらでは訪れたすべての人に食事を施します。もちろん、宗教も国籍も問いません。
ランガル

ランガル風景

大きなステンレスのトレイに、豆のカレー、スパイスで炒めた米、チャパティ、黄色い漬けものやデザートまで。それらが惜しみなく盛り付けられます。日本ではほとんど見られない光景!もちろん、チャイも用意されています。

この日、ランガルでいただいたのはこちら。
食事

大理石の床に腰を下ろすと隣りや向かいにはサリー姿の女性たちがやって来て、一緒にいただきます。食べ物を前に、言葉もなく自然とそこが居場所になってしまう…ランガルという仕組みが何百年もシク教徒の間で続いてきたことに驚きを覚えます。

グルドワラの裏側にはインド人街が広がっています。礼拝に訪れた方たちはこちらの市場で日用品や食料品を求めます。
お菓子屋

お供え物のお店

インド菓子が所狭しと並ぶお菓子屋、神様へのお供えを売る店、ドラッグストア。バンコク都心ではほとんど売っていないインドのサプリメントや雑貨などがここで購入することができます。私は「プディンハラ」というインドの腹痛薬をゲット。これは服用するとミントの香りが口の中に充満します。

イメージ

友人に連れて来てもらったおかげで体験できたグルドワラ。バンコクでシク教、そしてインド文化を体験したい時にはぜひ、足を伸ばしてほしい場所です。

<ご案内>
Gurdwara Siri Guru Singh Sabha
565 Chakkraphet Rd, Wang Burapha Phirom, Phra Nakhon, Bangkok 10200

-