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ロイヤルプロジェクト×OTOP タイの宝物探し

No. 427

タイで一番大きなの空の玄関「スワンナプーム国際空港」。
ドイツ人建築家のヘルムート・ヤーンが設計を手がけたこの空港は敷地面積が成田空港の約3倍、高さ132.2mの管制塔は世界一の高さを誇ります。
観光大国のタイらしく、入出国で空港に立ち寄る人の数はかなりのもので、空港全体が活気に満ちています。
空港イメージ
日中に空港に到着した際、必ず立ち寄るチョップがあります。
それがタイ王室が推進する「ロイヤルプロジェクトショップ」。
外観

このお店は空港の地下1階、エアポートリンク駅の向かい側にあります。

「ロイヤルプロジェクト」は1969年に現国王の父親である、故プミポン国王が山岳地帯の農民支援とケシの栽培撲滅を目的に始めた取り組み。タイ王室が主導して立ち上げた製品はいうまでもなく全て国産品で、品質が良いうえ、リーズナブル。
ポスター

空港以外でもデパートやスーパーなどで販売されているのですが、こちらの店舗は空港内にあることから旅気分に浸れます。

店内には野菜やフルーツ、ナッツ、ハーブ、ハチミツを使用した製品が並びます。
商品がわかる角度の外観

棚

最近では日本でも入手できる「ドイカム」ブランドのジュースやドライフルーツも販売され、日本よりお安く買えるのが魅力。

ドイカムは有機栽培で作られた野菜や果物を地元の農家から購入し、現地の工場で加工して商品化したもの。

お土産には軽量のドライフルーツを選ぶのもオススメです。
ドライフルーツ

マンゴーやイチゴ、ピーチ、グアバ、プラムなどのドライフルーツは日持ちもするうえ、小型のパウチに入っているので沢山買ってもスーツケースにかさばりません。

今回初めて買ったのがこちらのハチミツ。
ハチミツ

なんとライム果汁入りです!

本体はタイ北部チェンライ県の養蜂家グループが採集したラムヤイ(龍眼)のハチミツ。
ラムヤイが出回る雨季以降の季節を迎えると、タイの市場やスーパーにはラムヤイが山のように積まれます。
果肉の質はライチやランブータンに似ていて、殻をむいて口に入れた時に広がる上品な香りと甘みは一度体験すると、手と口が止まりません。日本ではほとんど手に入らないのではないでしょうか。
またラムヤイは古くから漢方薬として用いられてきたそう。食べてよし、飲んでよしのハイスペックなフルーツなのです。

ライムはタイ料理に頻繁に用いられるマナオを絞ったもので、ラムヤイのハチミツに8%ブレンドされています。まだ封を切っていませんが、ハチミツレモンを思わせるお味なのでは?と想像しています。
ハチミツには手軽に使えるチューブタイプもあるので、お土産に選ぶのもよいでしょう。

そのほか、コブミカンの葉を使ったボディオイルを購入しましたが、こちらはバンコク滞在中から大活躍。
歩き回った後の足のマッサージに使い、爽やかな香りにも癒されました。
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店内にはコーヒーやマカダミアナッツ、手織りのテキスタイルを手がける「ドイトゥン」の製品も揃っています。
フレッシュな野菜やフルーツ、花、水を売るコーナーも設けられているので、地元タイの姿もよく見かけます。
なお、ロイヤルプロジェクトショップはドンムアン空港にもあります。

また、タイには政府が推進する地域産業プロジェクト「OTOP」による製品のファンも多いです。

OTOP(One Tambon One Product」)は直訳すると「一村一品運動」という意味。
実はこのプロジェクトの根底にあるのは日本の大分県で始まった「一村一品運動」で、2001年にタイ政府が導入しました。
国内の「Tambon(郡)」で、それぞれの地域特有の製品を開発・生産することで地域経済を活性化しようではないかという取り組みです。

OTOPの公式ショップは空港内やショッピングモールにあり、店内には食品からタイシルク、ハーブ製品(石鹸やオイルなど)、竹細工、セラミック製品、家具など、さまざま。空港やショッピングモールに公式ショップがあるほか、スーパーやドラッグストアで販売されるものもあります。

タイを旅する友人にOTOPのショップを紹介したら、「ハンドクリームが今まで使った製品の中で最高だった!」と言われたことがあります。

今回、購入したのはハーブの虫除け(左)とコブミカンやパイナップルの香りのアロマオイル(右)。
商品
アロマオイルはロールオンタイプで、肩が凝った時にさっと塗っています。

さて、スワンナプーム国際空港から帰国する際、出発ゲートの表示板の下にはこんな大がかりな像が見られます。
像

これはヒンドゥー教の天地創造のシーン「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」。
神々と阿修羅が大亀の背に大マンダラ山をのせ、それに大蛇を絡ませて両側から引き合っているダイナミックな像の付近はいつも記念撮影をする人でいっぱい。
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搭乗ゲートに向かう前、この像と向き合うたび、私はまたタイに戻って来よう!と強く思うのです。
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<ご案内>
ロイヤルプロジェクトショップ
スワンナプーム国際空港 地下1階(エアポートリンク駅向かい側)

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