ファッションウィッグのフォンテーヌが
運営する、見るだけでも楽しい
おしゃれなお出かけ情報をお届け♪

ファッションウィッグのフォンテーヌが運営する、
見るだけでも楽しいおしゃれなお出かけ情報をお届け♪

mainimage

冬の三ノ宮。「北野天満神社」から眺める港町の絶景

No. 453

大好きな街、神戸・三ノ宮。
この街の早朝の楽しみは地元の空気をそのまま封じ込めたような喫茶店で過ごすモーニングの時間です。神戸は日本で最も早くコーヒー文化が根付いた街のひとつ。大通り沿いにも、一歩街角を曲がったところにも、雰囲気の良い喫茶店が見つかります。
喫茶店外観

この日、初めて訪れた喫茶店は三ノ宮駅と新神戸駅の中間にある昔ながらのお店。
あたたかな光が漏れる扉を開けた途端、使い込まれた木の家具や琥珀色の照明が作り出す、重厚で落ち着いた空間が広がっていました。
店内には、新聞を広げる人や静かに語らう近所の方々。そこには観光地の喧騒とは無縁の、穏やかで濃密な「神戸の日常」が流れていました。
カフェ店内1

カフェ店内2

棚に並ぶ古い書籍や写真、アンティークな小物たちが、この店が刻んできた豊かな時間を静かに物語っているようです。

運ばれてきた「玉子サンド」とコーヒーは、一口飲むごとに、冬の寒さでこわばっていた体が芯から解きほぐされていくような深い味わい。
玉子サンド

地元の人たちの話し声が気持ちのよいざわめきとなり、ぼんやりと「三ノ宮で今日1日どう過ごすか?」を思うひとときは、休息の日ならではの時間です。

喫茶店を後にして、散策スタート。
新神戸駅方面へ続くゆるやかな勾配を上るにつれ、街の表情は近代的なビル群から、山の緑に包まれていきます。冬のやわらかな陽光が道を照らし、澄んだ空気が気持ちよい時間!
新神戸駅周辺

北野エリアに入ると、そこはかつて外国人たちが暮らした「異人館」が点在する、異国のムードに包まれたエリア。
異人館通りイメージ

どんな人たちが暮らしていたのだろう?
冬の枯木立の向こうに見える異人館は、華やかさの中にどこかノスタルジックな哀愁をたたえ、静かな気品を感じさせてくれます。
うろこの家前

異人館

異人館の建つ場所は人と人がどうにかすれ違うことができる小道が多くあります。
しかし、早朝は観光客は少なく、ゆっくりとあたりを見て歩くことができるのでおすすめ。
小道

天使の絵

異人館の建物を見て回る楽しみのほか、周辺の風景も楽しめますよ。

神戸ならではの異人館通りの風情を楽しみながら、目指したのは「北野天満神社」です。
この神社は1180年、平清盛が建立したと伝えられる社です。
北野天満神社鳥居

北野という地名の発祥であり、まさに神戸の街を見守り続けてきた守護神といえるでしょう。

長い石段を一歩一歩踏みしめるように上っていき、境内にたどり着くと、そこには学問の神様・菅原道真を祀る社殿が。
社殿

その前には「御神牛」の像が鎮座しています。
菅原道真と牛の御縁は深く、道真を祀る天満宮にはたいてい牛の像がありますよね。
牛の像

道真は乙丑年の生まれであり、丑の日に生涯を終えました。他界し、道真の亡骸を乗せた牛車の牛が伏して動かなくなった場所が御墓所(現在の太宰府天満宮)に定められているほど。牛は道真公のご縁のある動物として大切に崇められているのです。

参拝を終え、ふと背中を向けた瞬間、思わず息を呑みました。
そこには北野のシンボルと称される異人館の「風見鶏の館(旧トーマス住宅)」をはじめ、三ノ宮のビル群、そしてその先に広がる神戸港の青い海が、パノラマのように広がっていたからです。
境内からの風景

風見鶏のモチーフを尖塔に付けた異人館の屋根が冬の低い陽に照らされ、その向こうで現代の港町が息づいている…山と海に挟まれた、この愛すべき美しい街の骨格が、この場所から手にとるようにわかります。

坂道の先にあるこの風景に出会えた幸福感!
朝から良い気分です。やはり「早起きは三文の徳」ですね。

三ノ宮を訪れたらぜひ、早朝にこの神社に参拝して、境内からの景色を眺めてはいかがでしょう。
朝から最高に満ち足りた気分が全身を駆け抜けるはずです。
かない鯉

<ご案内>
神戸北野天満神社 
兵庫県神戸市中央区北野町3-12-1
078-221-2139
https://www.kobe-kitano.net

-