神社参拝もできる!自然豊かな厳島湿生公園
No. 236
涼しい風や虫の声に癒される今日このごろ。少しずつ秋が深まっていくのを実感できますね。今年の夏は、コロナウイルスや猛暑の影響から、例年以上に疲れがたまったりストレスを感じたりした方が多いかもしれません。
今回わたしは、そんな疲れを癒すべく、神奈川県の中井町にある「厳島湿生公園」へお出かけしてきました。ちなみに読み方は、「いつくしましっせいこうえん」です。
都心から公園までは約2時間。アクセスは、JR東海道線「二宮駅」または小田急小田原線「秦野駅」からバスに乗り、「北窪入口」で下車。バス停からは歩いて3分程度です。駐車場もありますよ。
幻想的な雰囲気が漂う公園は、町役場のサイトによると「県下でも稀な清水が出ている湿生地を復元し保全することを目的に整備された」とのこと。公園内の湿生地には木でできた細い橋が渡してあり、さまざまな水生動植物を間近に眺めることができます。ほかにも、芝生の広場や、テーブルと椅子などが設置されているので、緑豊かな自然の中でのんびりお弁当を食べるのも良さそうです。
名前がわからないのですが、水中には苔が生えていました。水の上では、アメンボがお散歩していましたよ。
水生植物のそばにお日さまが映り込み、とてもきれいです。
一口に水生植物といっても、いろいろな種類があるのですね。帰宅後に調べてみたところ、大きく分けると3種類あるようです。
1つ目は「浮葉植物」で、根や茎が水中の土にあり、葉が水面に浮いているもの、2つ目の「浮遊植物」は、水面に浮いて育つもの、3つ目の「抽水植物」は、葉などの大部分が地上に出ており、根や茎は土中にあるもの、だそう。
この日の公園内には、一眼レフカメラに望遠レンズを装着した人がたくさんいました。「なんだろう」と思っていると、わたしもカメラを持っていたからか、「カワセミがあっちにいるみたいだよ」と教えてもらいました。野鳥が好きな人にもぴったりなスポットのようです。
つづいては、公園内に咲いていたお花を紹介します。濃い緑の葉っぱと、あざやかな黄色のコントラストが美しいお花。名前はなんというのでしょう。
ちいさな青い花が愛らしいツユクサ。手前の左上の葉っぱには、バッタがとまっています(ぼやけていますが)。
秋の花といえば、ヒガンバナ。真っ赤な花が美しいです。ちなみに花言葉は、「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」。お花の雰囲気共々、やや寂しげな印象ですね。
葉っぱの上の雨露が、宝石のように輝いていました。
公園に着いたときから気になっていたのですが、園内の中央には「厳島神社」があります。江戸時代には「弁天さま」と呼ばれ親しまれていたという神社の祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)だそう。さっそく鳥居をくぐって、お参りです。
大きな木と湿生地に囲まれた拝殿。財運、五穀豊穣、商売繁盛などに、ご利益があるそうですよ。
公園の散策とお参りをしたら、バスで秦野駅へ。駅直結の小田急マルシェ1Fにある「秦野名産センター」で、おみやげを購入しました。
神奈川県内初の国産紅茶だという「秦野 和紅茶」は、観光協会の推奨品にも選ばれている逸品。湧水で茶づくりをしているそうです。秦野市は落花生が名産品とのことで、ピーナッツを使ったお菓子も購入しました。お茶の時間が楽しみです。
中井町役場のサイトによると、厳島湿生公園には、シュレーゲルアオガエルや、ホトケドジョウなどの希少な生物が生息しているそう。また、ゲンジボタル、ヘイケボタルの鑑賞ができることでも有名なようです。
コロナウイルスの終息が見えない現在、自然豊かな場所に出かけて、さまざまな動植物を楽しんでみませんか。自然にふれたり、神社の参拝をすれば、心までリフレッシュできるのではないでしょうか。お出かけの際は、マスク着用や手洗いなどのウイルス対策はもちろん、おしゃれもどうぞ忘れずに!
<厳島湿生公園>
神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1310
0465-81-3901(中井町役場まち整備課)
<秦野名産センター>
神奈川県秦野市大秦町1-1 小田急マルシェ秦野1F
0463-83-6477
営業時間:9:00~20:00
定休日:無休
※詳しい営業情報は、お問い合わせください。
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