桜の季節、中目黒のアルザス気分に浸れるカフェへ
No. 263
以前、フランス・パリの雰囲気を味わえる神楽坂にお出かけしました(記事はこちら)。
今回は中目黒にあるフランス北東部アルザス地方のムードに浸れるカフェへお出かけしましたよ。
目黒川に沿ってたくさんの桜が圧巻な光景を作る中目黒。
ちょうど桜が満開になったタイミングだったので、街のあちこちで桜を楽しむ人を見かけました。
さて、目黒駅から代官山方面に歩いていくと、「郷(さと)さくら美術館」を発見。
こちらは800点以上の現代日本画を収蔵する美術館です。2012年3月に開館し、「一年を通じて満開の桜を日本画で楽しむ」ことをコンセプトに、桜がモチーフとなった作品を鑑賞できますよ。
郷さくら美術館の目と鼻の先にあるのが、フランス・アルザス地方のお菓子や陶器を扱う「ミニチュアガーデンカフェ」。
3階建の一軒家を改装されたこのお店は1階がお菓子工房、2階がケーキや焼き菓子、クラフトチョコレートなどを販売するショップ、3階がカフェになっています。
お店の看板商品は「クグロフ」。
これは発酵させたブリオッシュ風の生地を入れて焼き上げたアルザス地方の郷土菓子です。
アルザス地方ではクリスマスや結婚式などの喜ばしい日に食べられるものだとか。
かのフランス王妃、マリー・アントワネットもクグロフを好み、朝食に食べていたという話も伝わっています。
お店で販売されているクグロフはプレーンとチョコレートがけの2種。どちらもずっしりとしていて、一度に食べきれないボリュームです。なので、私は何日かに分けていただきます。また、ランチタイムにはお惣菜系のクグロフも食すことができますよ。
2階でケーキとドリンクを選んだ後は3階のカフェへ。
この空間がとてもハートウォーミングで心癒されるのです。
窓辺のカウンターの棚に並んでいるのはクグロフと同じアルザス地方スフレハイム村で生産されている伝統的な陶器たち。良質の粘土を使用した陶器は成形から絵付けまで職人さんの手作業によって生まれます。
どの陶器も可愛くて、見てウットリ(^ ^)
お待ちかねのケーキセットが運ばれて来ました。
選んだケーキは「ショコラ・オランジュ」。
真ん丸の物体はホワイトチョコレートでコーティングされたチーズケーキです。
そのなかには…なんとオレンジのソースとブリュレ。
見た目からはわからない中身はサプライズ感満点ですね!
また、このカフェでは、コーヒーや紅茶などもスフレハイム産の陶器でいただけるのです。
コーヒーもたっぷりなのが嬉しい!
テーブル席が3席とカウンターだけというこぢんまりとしたカフェでくつろいでいると、いつのまにか満席に。このお店はなかなか人気のようです。
カフェでティータイムを過ごした後は目黒川沿いの桜を見に行きました。
今や中目黒の代名詞となった桜は、目黒川の護岸工事が行われるたびに植樹され、その始まりは昭和2年のこと。
以来、約830本のソメイヨシノは地域の人たちによって守られてきました。
池尻大橋から目黒の雅叙園付近まで桜は続きます。
日照量の少ないエリアは三分咲きで、他が葉桜になったタイミングで満開を迎えることになるのでしょう。
この日の散策は目に心に潤いを与えてくれました(^^♪
さて、こちらはミニチュアガーデンカフェで販売されているコウノトリが描かれたクッキー。コウノトリはアルザス地方のシンボルで「幸せを呼ぶ鳥」として親しまれているそうです。
皆さんにたくさんの幸せが訪れますように!
〈ご案内〉
ミニチュアガーデンカフェ
東京都目黒区上目黒1-13-5
TEL 03-6455-3722
https://miniaturegardencafe.com/
※詳しい営業情報は、お問い合わせください。
まずはご試着ください♪
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